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unity1week「正」の開発振り返りを書けって囁くのよ・・・私のゴーストが

他の方の1week振り返りを読んでいたら自分も書きたくなったので書きます。今回作ったゲームはこちら。

アイディア出し

今回は斬新なゲームを作ろう!と意気込んでいました。お題は「正」ということでいろいろ考えた挙句思いついたワードは「正弦波」。プレイヤーの声を録音してそれを波形にして敵に攻撃!なんて斬新だ!今までそんなゲームなかった!よしそれでいこうゴーゴーゴー!

そして取り合えず録音機能まではできたってところで私の第六感が働きます。「いったんビルドして試しなさい」。試してみると録音がなぜかできません。どうやらwebGLだと声の録音ができない様子。

他にも波形を組み合わせるとか波形を作り出すとか考えたのですが結局webGL環境だと動かなかったり自分の力量的に1週間だとできなさそうとなったので没に。

考え直したのち、父親がカメラにはまっていることを思い出し「カメラでブレ補正をして写真を撮るゲーム」に決定。


世界観とキャラクター

テーマが決まるとすぐに「神社の巫女がカメラで悪霊退治する」が思いつきました。完全に「零」ですね。

差別化?のためにカメラではなくスマホのカメラを使う今風のゲームにしました。スマホを使うということで、主人公は撮った幽霊の写真をインスタに載せたりしちゃう金髪ギャルにしようとしました。

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なんか違うんだよなぁ・・・

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やっぱり巫女は黒髪に限る

そして巫女はなんとなく機械に疎そうという勝手なイメージからキャラクター像が決まりました。


絵作り

〇背景はお墓っぽい感じでちゃちゃっと。柳の木が上手く書けなかった。

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〇初めてポストプロセッシングを使いました。これ便利ですね。いい感じに撮影したときの光が表現できました。


〇スタート画面作るのめんどくさいなーと考えていたところに天啓が下りました。UIを全てスマホで表現すればいいのでは?大正解でした。UIも作りやすいし操作説明もSNS風にすることで楽できる。なにより動かし方が直感的でわかりやすい。

スマホ

左上のアプリの中身が操作説明になっているのですが、最初に押してもらえるように通知マークを付けました。


〇今までで一番おしゃれなタイトルロゴができました。タイトルロゴは通常のフォントで書いたものを小さくしてドット絵っぽくすることで楽してます。

1.画像を用意する

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2.画像を縮小する

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3.改造する

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開発

追加要素が多かったので不安でしたが意外とスムーズに開発できました。しいて言えば撮った写真を後で表示する機能で手間取ったかも。こちらの記事が参考になりました。


ゲーム性

ブレを補正しないといくら幽霊を撮っても点数が高くならないので、ブレを補正するとスコアが上がるが、補正しようと躍起になっていると撮影枚数が少なくなるという駆け引きがあるかなと思います。


しかし振り返ってみるとバランス調整が足りなかったなー。もうちょっと幽霊の移動スピードとかブレ補正による点数上昇とかについて考えるべきでした。

その他

今回あえて紹介文を空欄にしてみました。先に紹介文を読まれるとネタバレになってゲーム体験薄れそうだな―と思ったので。決して書くのがめんどくさかったからじゃないよ!

撮影中に右クリックを押すと自撮りモードになります。何人かは気づいてくれた様子。あまりにも気づかれないと悲しいので操作説明にヒントを入れました。

評価

ありがたいことにコメントをたくさんいただきました。特にスマホUIについての言及が多かったです。思いついてよかった・・・

あとは、おばあちゃんとのやり取りが面白かったというコメントも複数頂きました。これも嬉しかった。

そして発表当日・・・

キャプチャ2

夢じゃないよな・・・?

総合3位でした。快挙です。やった~~。

評価

特に絵作りと雰囲気で3位を頂けて嬉しい。操作性と斬新さもランキング内でした。完全にスマホUIのおかげですね。サンキュースティーブジョブズ。サウンドもランキング内でしたがなぜだろう?他の要素に引っ張られてランクインしたのかな。もう少し音を付ければよかった。

今後について

1weekは引き続き参加したいです。また、さんざん挫折しまくってるのですが1week以外でもゲームを出したい。ただ今年から社会人になってしまうので気力が持つかなという後ろ向きな気持ちもあったり・・・ゲーム開発続けられるといいな。




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