書く習慣1ヶ月チャレンジDAY30・「1ヶ月続けてみて感じたこと」
今年は紅葉を見た気がしない…… ということで、写真は数年前のものだ。笑
そして、本当はDAY30のテーマをここで書いてしまうことに、多少の罪悪感を感じながらも公開してしまおうと思う。
「書く習慣」を購入させていただき、ちょうど11月が始まるということですぐに「1ヶ月書くチャレンジ」も始め、はやその1ヶ月が経過。
本当は、ちゃんと1日1記事にして、DAY30を迎えようと決意していた。
しかし、自分の性格上、書きたいことを大方1記事に書いてしまいたい、という衝動に勝てないことに気づいた。そのため、「毎日必ず、1行でもいいから記事を進める」というマイルールを勝手ながら設け、数日かけて1記事を完成させる」ことにし、1ヶ月続けてみた(「書くこと」のハードルを下げて、でも続けることを考えようと思えたのも、本当にこの本のおかげです。心から感謝……)。
続けてみていちばん強く感じたことは、「日々の充実感」だ。
私は、創造的なこと、「クリエイティブ」にかかわることをやらないと、その日へ、その日の自分への充実感を味わえないところがある。
仕事をきっちりこなせていて、仕事での充実感は得られたとしても、どうしても「心のぽっかり」が埋められないのだ。
私はパソコンで作曲をしているので、日々意欲を持って取り組んではいるのだが、毎日の仕事がある中で、どうしても作曲はできる日とできない日がある。
また、ちゃんと作業をした日でも、いいフレーズや歌詞を作ることができない日(うまいこといく日の方が少ない)は、「なんだかなぁ」という気持ちだけが残ってしまう。
でも、「毎日1行でもいいから書く」ことなら、どんなに忙しくても続けられた。
ただ、前は、書くことに関しても作曲同様、いい文が書けたかなと少しでも自分で思えないと(思えることなど、ほとんどないのだが)、「もうダメだ」と思ってしまっていた。
それこそ、「締め方が全然わからないからもういいや」と思って書きかけのまま葬ったことはしょっちゅうだったし、「こんなダサい文章、誰にも求められてないんじゃない?」「そもそも、素人のお前がこだわったところで何の意味があるのか?」という自分の中の検閲官や哲学者が常にダメ出しをしてきて、書くことは好きなのに、楽しいと思える瞬間がほとんどなかった。
でも、この本のおかげで、いい意味で、彼らの声を無視することができた。
ブツブツと文句が聞こえてきても、自然と心の中の「強キャラ」がガツンと言ってくれる。
「別にいいやん、私の文章なんやもん」
「私がしたいようにするけん黙っとって!」
この本のおかげで、自分に圧倒的に足りなかった、というか居なかった、自分の素直な気持ちを主張してくれる強キャラを生み出すことができた。
自分の心はまるで小さな世界だ……
これからも、自分にとって必要なキャラは自分で生み出していく。
というわけで、「書く習慣」、これからもずっとずっと続けていきたい。
まずは、まだ残っている20数個のテーマを、自分のペースでゆっくり楽しみながら書いていきたいなと思う。