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心理的安全性のつくりかた

システムエンジニア×1児の母 なんちゃんです。

自分の思うところ、変えていきたいこと、学んだことのアウトプットをしていきたいと思います。よろしくお願いします。

先日、「心理的安全のつくりかた」の著者 石井遼介さんがお話しいただけるオンラインイベントに参加してきたので、その内容書いてみたいと思います。


著者からのイベントでの内容

心理的安全性と心理的柔軟性について30分ほどで概要をお話いただきました。

⇒なぜ心理的安全性が注目されているのか

◆言葉としては広がってきたが、どう作っていくかが大事なフェーズになってきた

◆二つの文脈で注目される。どちらにも効果があるものである。
 1)組織の活性化の文脈
  :挑戦を加速し、もっと良い組織にしよう
 2)コンプライアンスや不祥事の予防の文脈
  :ミス・トラブル、違反を報告できる改善できる組織へ

◆変化が激しい時代
 この「正解」のない時代に必要なのは
 「チームが実践から学習する」こと。
 このチームの学習を促進するのが「心理的安全性」。 
 →先輩が正解を知っているわけではないし、正しいマニュアルはない。
  正解が分からない中で見通しを立ててやってみて、フィードバックを受けて軌道修正することが大事。だからこそこの変化が激しい今、注目されはじめた。

◆心理的安全性とは、
地位や経験に関わらず、だれもが率直な意見・素朴な疑問を言うことができる組織・チーム。チームの心理的安全性が、チームの模索や挑戦による学習を通じて、パフォーマンス貢献につながる。そして組織・チームの学習・成長と未来の高いパフォーマンスの先行指標と捉えることができる。
「やらかしたとき言える」かはとても大事。

心理的安全性な組織・チームは、単なる「仲良し組織」でもないし、率直に「いい合える」が決して仲が悪い組織でもない。
成果のための健全な意見の衝突、意義ある仕事と働き甲斐。

◆心理的安全な職場・チームは、不安がまん延しているチーム。
課題を見つけたり、アイディアが浮かんでも「余計なこと言わない方がいいな」とか思う状態。行動を減らしてしまう。
大きな出来事があってこの状態になるわけではない、ひとつひとつの行動の積み重ねで心理的安全性が作られる。

心理的安全性づくりにむけて

まず第一歩目にやることは、
お互いに罰・不安を与え合うのを避けること。
  <4つのフォーカスポイント>
  1)話しやすさ :何を言っても大丈夫
  2)助け合い  :必要なとき、助けを求められるか
  3)挑戦    :試したことを認め合う。ナイストライ!
  4)新奇歓迎  :まとはずれを歓迎する。黙っていようではなく。

「安全」だからことやってみることができる!!

リーダーシップとしての心理的柔軟性

◆チームの心理的安全性とは、今の状態というより、チームの歴史を背負った過去の積み重ねの「結果・状態」。心理的安全を作るために、そのチームにいえる正解の対応はない。

◆心理的安全性を作るために誰かのリーダーシップが必要。リーダーシップとは他人へ与える影響を及ぼせる力。

◆正論を振りかざすのではなく役に立つことをやるが大事。
 状況・文脈に合わせて、「行動に集中する」ことが大事。相手にしてほしいと心の中に思ったことは、何してくれると嬉しいのかの「行動」を考える。

自分のまわりで心理的安全性をつくる

今仕事をしている中で、当たり前にやっていることが多いようにも思える内容も多かったかなと思いますが、まだまだな部分も多い気がします。

例えば、「余計なこと言わない方がいいな」が思うことって結構あります。波立たせないほうが、話しがスムーズに上手くいくかな、と。でもそういう意見が本当はよい方向へ動く原動力になる可能性はあるし、発言してみて、みんなでどうするのか決めればいい話ではあるなと思い返しました。

日々に少しずつ意識してその心理的安全性がある場を作り続けることはとても大事で、日々の積み重ねで、よりよい結果や状態に持っていけるように、意識して行動していこうと思います。
自分自身が良い場づくりに貢献し、そして素敵な仲間が集まってきて、最高のアウトプットが出来れば、とても楽しいことですよね…!そんな周りに少しでも影響を与えられる人でありたいですね。


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