見出し画像

ひとりぼっち体質

今日はキングダムを観てきた。
すっかりひとり映画も定着してしまった。

自分が得られなかった親子関係を娘と築くことで、娘を通して自分の育て直しをしていたのかもしれない。
娘には父親の血も入っているわけで、そう簡単に一筋縄ではいくはずがない。分かってはいたけど、どこかで自分の血も入っているのだから通ずるものがあるはずだと信じていた。そう信じたかったのだと思う。
認めたくなかったけど、見事に娘は父親のコピーだった。
後ろ姿、歩き方、変な癖や、そして思考…。
娘が2歳ごろから父親の存在はなかったのに、娘の成長を通して血の繋がりの偉大さを目の当たりにした。
それなのに私は?笑
笑った表情は似ていると言われたことはある。色白のところ…それくらいかな。

娘が家を出るのは社会人になったときか、お嫁に出るときかのどちらかだと当然のように思っていた。GWまでは波はあるものの仲の良い親子だった。波は母ひとり子ひとりの甘えだと許容していた。成人したらその波も穏やかになるはずだと、これも思い込んでいた。正直こんな急な展開にかなり戸惑っている。自分の人生にこんなことがあるんだな…と。

そう、青天の霹靂と言ってもいいのかもしれない。
これまでの人生、想定外の出来事はたくさん起きたが、自分の能力以上のことに立ち向かわなければならなかったことが多く、ほぼ波に流されざるを得なかった。
今回はどうかな。これで良かったのかな…。でもこの決断しかなかった。頭の中でこの押し問答がずっと繰り返されている。

それと合わせてほっとしている自分もいる。
起きた問題が動いたからなのか、それとも根っからのひとりぼっち体質だったのか。そんなことを考えている。