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“週末”は楽しみですか?

「転職するんだよねぇ」と友人が言うので理由を尋ねたら、「週末を楽しみにしている自分がいるから」と言っていて大きく頷いた。

1週間、7日間あるなかで圧倒的に多いのは「学校」あるいは「会社」で過ごす時間だと思う。

私の記憶する限り、週末を楽しみにしだすのは社会人からな気がする。

中高生の土日なんて大体部活で潰れているし、お金もないので遠出をする予定もない。そして、大学生は土日という概念もあまりなく、普通に授業もサークルもある。

一方で、社会人は「今日を乗り越えれば木曜日…」「あと1日…」なんて週末に向かって毎日カウントダウンをしていることが多い。少なくとも、かつてのわたしのまわりはそうだった。

「早く週末来い!」とつねにみんなが願っている状態で仕事をしている。週末は1週間のうち2日間。それだけのために5日間我慢をしているんだろうか。

私は現在フリーランスだが、フリーランスになる前の半年間は副業をしており、それだけでも週末なんてないに等しかった。

毎日が平日で、毎日が休日だったのだ。

朝に自分の作業をして、仕事をして、昼休みに自分の作業をして、また仕事に戻って、定時後は自分の作業をして…。

休日も、自分の仕事と会社の仕事が半々くらい。そこに明確な区分はなく、「時間あるしやっちゃおー!」くらいのノリでやっていた。

意外とプライベートと仕事がぐちゃぐちゃになるのって心地いい。

だって、どちらも自分の人生であることに変わりはないし、バッサリ分かれているわけではなく、繋がっている部分もある。

そして、うちの会社には仕事を愛している人がたくさんいた。

何なら、「今月は休みが多すぎる!仕事がしたい!!」と言っている人までいる。本当に恵まれた職場だったな、と思う。

世の中には、「仕事がいっぱいある」状況下のなかで、死にそうな顔をする人がいる一方で、喜ぶ人もいる。

「現状を変えるべきか」のバロメーターのひとつが、「週末を楽しみにしている」かどうか、なんだろう。

週末だけではなく、明日もあさっても楽しみであってほしいね。





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