「ぐうたら・寝坊助・怠惰」なロールモデルをください
最近「尊敬している人は誰?」と聞かれて、変な話ほっとんど他人に興味がないわたしは「親と前職の上司と先輩…」ぐらいしか思いつかなくてモゴモゴしていたのだが(最低)、代わりにその子は人生で一番尊敬している人のことを教えてくれた。
その人がいるだけで、あたりがパッと明るくなること。(いない日は空気感でわかるらしい)
その人がいるから、という理由だけで職場を選んだこと。
働き方やマインドや生き方すべて「こんな人になりたい!」というロールモデルであること。
その話を聞きながら、純粋に「こうなりたい!」と思える尊敬できる人がいるって羨ましいなぁと思った。
ロールモデルがいると、「頑張ろう」とやる気が湧いてくるし、壁にぶち当たったとき、こんなときにあの人ならどうするだろうと想像を巡らせることもできるし、その存在はとても心強いだろうなぁ。
一方で、じゃあなんで「尊敬する人」と言われてパッと出てこなかったんだろうと考えると、いわゆる「ロールモデル」的な存在を作っていないからだと気付いた。
すごい人は本当にたくさんいて、わたしもいろんな成功体験を舐めるように見るけど、どれも「自分には合わないかも」と思ってしまうものばかりで、「ロールモデル」にはできないと感じてしまう。
たとえば、わたしは「毎朝7時に起きて朝日を浴びてヨガをして丁寧な朝食を摂り仕事に向かう人」を尊敬するが、「朝10時に起きて三度寝してパジャマで1日過ごすわたし」は多分それができない。
「毎日決まったルーティーンで過ごす人」も尊敬するが、飽き性なわたしは絶対に耐えられなくて途中で体調を崩すと思う。
要するに、自分のなかで「尊敬する人=こうありたい自分=現実的に実現可能な自分」ではないのだ。
もちろん頑張ればできるかもしれないが、体調・性格・習性を加味して「うん、こりゃ合わないな」と結論づけるぐらいには自分のことを理解してしまった。
何なら、書きながら気付いたのだが、自分にとってもっとも大切な価値観は「自分が心地いいかどうか」でぬるま湯に浸かったまま「今のままでいいです〜」とか思っちゃってるのかもしれない。ヤバイ。満足ハードルが低い。
それを踏まえて、ロールモデルにするとしたら、ベースとしてわたし以上に「ぐうたら寝坊助怠惰」である必要があるのだが、まぁ「ぐうたら寝坊助怠惰」で成功している人はあまりおらず、意外とみんなしっかりしていてガッカリする。全然ぐうたらじゃないよそれ〜〜!と突っ込みたくなる。
おらぬか。わたし以上にぐうたら寝坊助怠惰はおらぬのか。大学生のとき1時間遅刻して2日でバイトをクビになったりリアルにTwitter見てたら1日が終わってたり1週間ロクに仕事をせずサウナを巡っていたり服を着るのがめんどくさすぎてワンピース以外の服をすべて捨てたようなヤツはおらぬのか。
というわけで、「ぐうたら寝坊助怠惰」なロールモデルがいたら教えてください。
あるいはわたしがそのうちなれたらいいなと思うばかりです。(精進します)
我ながらひでぇnoteだな!