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書籍『 #書く習慣』ができるまで

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2021.08.31に発売した処女作『 #書く習慣 』。 お声がけいただいてから、実際に執筆し、みなさまに届けてから届けたあとまでのお話をまとめました。
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#文章

「書くこと」を好きになりたい人のための本ができました。

あれは2020年の5月のことでした。 それまで取材にイベントに駆けまわるような日々を過ごしていた駆け出しフリーランスのわたしの生活は、外出自粛によって一変しました。 いつものように「書くべき」仕事の原稿が手元にない。突然ぽっかりと空いたスケジュールを見つめながら、ううむ、この有り余る時間をどうしようかしらと悩みました。 ずーっと家に引きこもったまま過ごす、代わり映えのない毎日。唯一の楽しみは、せいぜい凝った食事を作って食べることか、アニメや漫画などの娯楽に浸ること。

10年前の自分のへっぽこブログから読み解く「読まれる」コツ

友だちが「10年前の自分が書いた文章と今の自分が書いた文章を比較してみる」というのをやっていたので、面白そうだと思い、10年前のブログを掘り起こしてみた。 これはひどい。 要約すると「部屋を片付けたよ!さて、マイメロは何匹いるでしょう?」という中身もクソもないブログなわけだが、このブログには賞賛ポイントが3つある。 ひとつは、「このしょうもない文章を全世界に公開した勇気」である。 しかもこの記事に限らず、当時のブログを読み返してみると全部この調子で書いている。 基本的

#書く習慣 感想ツイートまとめ

書籍『#書く習慣』のみんなの反応がワンダホーでハッピーなので、それらをまとめたものになります。わたしの活力&みなさまが書籍を購入する際の参考にしていただけたら幸いです。 2021.10.01 皆さまの口コミが書店用コメントパネルになりました!ありがとうございます!

"愛"がある発信は無益でも受け取ってもらえる

ラブレターをもらったのでお返事を書こうと思います。えへへ。 繭さんは有益!と思える記事よりも、わたしのアニメの感想とか、私生活が垣間見える記事が好きだと言ってくれていて、そこもわたしがすごく大事にしているところだったので、今日は「"愛"のある発信」について書きます。 そもそも「愛のある発信」って何じゃらほい、ということなんだけど(笑)。要は、「この記事有益じゃろ〜」というものじゃなくて、「有益かは知らんけどわたしが書きたいんじゃ」というものです。 有益な発信は伸びます。