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「薫野みるく式小説の書き方」

2月は短い。たった数日の違いなのに、春コミの〆切ほど、いきなり押し迫ってくるものはないと、毎年思っていたのが懐かしいです。寒いですね。薫野みるくです。

このたび、『薫野みるく式小説の書き方』という電子書籍を発売しました。タイトルの通り、私がこの十数年で身につけて来た小説、文章の書き方を解説したものです。
裏表紙のアオリ文「文章力を上げるための心理的アプローチ」ですが、私も書きながら「そういうことか」と納得し、創作に関して気持ちが弱った時には、思い出したいという名言がたくさん生まれました。
実際に「もっと小説がうまくなりたい」と思っている人が、私に相談してくれたと仮定し、その人と一対一で話し合う。何を悩んでいるのか、どういう作風にしたいのか、小説を書くことは、その人にとってなぜ、「大切」なのか。
誰にでも当てはまることではないかもしれませんが、昨今の時代背景、web小説ブーム、必要なくなっていく個性など、あらゆるストレスを抱えた書き手の身になって考え、導き出した答えがここにあります。
小説に限らず、読みやすく伝わる文章の書き方がわかるかと思いますので、ぜひ皆さま、下記リンクよりよろしくお願いいたします。

『薫野みるく式小説の書き方』
B6サイズ146ページ PDFファイル ¥1200-
表紙&キャラクターデザイン:ひとみゃん様
本文デザイン:MriHo様

無料で読める書き方講座、創作論はいくらでもあります。そういうものを参考にしながら、自分の作品を創っている人も多いでしょう。ですが、私に言わせれば、そんなものは無駄な時間でしかありません。あれこれつまみ食いして知識を深めようとするより、一冊のマトモな本に出会えれば人生が変わるのです。
誰が教える書き方か。誰が創作論を語るのか。その「誰」とは、どういう経験をして、どういうものを書いて、どういう生き方をしてきた人か、という意味です。
私は、十年ほど二次創作の同人誌を出してきて、そこでいやな思いもたくさんしました。自分の無知や世間知らずさで恥をかき、屈辱や挫折を味わい、メンタルが崩壊して、小説が書けなくなったことも何度かあります。それでもなぜか、どうしても私にはなくてはならないもので、ブランクを経て、こうして創る側に戻ってきています。
好みはそれぞれですが、少なくとも今は、人に知られて恥ずかしいものは書いていないつもりだし、大人として恥ずかしくない、ある程度の文章力はあると思っています。
これ以上、自分のことを語るつもりはありません。ただ、これだけは言えます。私は、人間的に浅くない。情が深い。きっとあなたの道が開けます。
悩ましい「文章」というやつを、自由自在に操れるようになれたら、きっと気分がいいですよ。

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