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#3 学生の思惑とは

来月にひかえた文化祭。
高校生レストランに参加する学生を簡単に紹介します。
高校1年生が8名
私は半年間だけ実習をさせていただいた学年です。
高校2年生が7名。
昨年一年間実習を担当させていただき、また昨年の文化祭にも参加したメンバーが5名います。
高校3年生が5名
全員が昨年の文化祭のメンバー。
実習を受け持ったことはないが、ある程度のコミュニケーションはとっています。

1年生に関しては未知の部分が多く、正直文化祭をやってみないとわからないことが多いです。
半年間実習をやってはいるのですが、なかなか学生がどんなことを考えたりしているかはわかりません。というのも2年生の実習を一年間やってみてわかったことが、学生の考え方や成長の仕方はわからないということです。
最初はまったくやる気を感じられない子が、今ものすごくやる気があったりしますし。逆に意欲的で真面目な子が退学したりもします。
特に10代の多感な時期なので、まだ料理そのものに興味が持ててないがなんとなく進学してきた子が、料理に目覚めたりしますし、ちょっとやってみて興味を失ったりします。
なので一番大事にしていることは決めつけないことです。
この子はやる気がないからとか、あの子はできる子だとか先入観をもって接してしまわないようにしています。
2年生は一年間実習を担当していますし、昨年の文化祭でも一緒にやっているのため、一番理解している学年です。
特にレストラン部門に参加している学生たちは、料理に興味が強い子が多いのでこちらもやりがいがありとても楽しいです。
3年生は実習などで担当していないのですが、とても評判のよい子が3人いまして、昨年一緒に文化祭をやってみてとにかく驚きました。
真面目で意欲的。また素直で優秀。恐ろしいくらいです。
私の中では勝手に三羽烏と呼んでいます。

今回の作戦はこの3人をサポート役にして2年生を3人中心にたてて、1年生をうまく巻き込んでいけたら理想的です。

ゆうても高校生ですので、私のほうでサポートはしなければならないのですが、なるべく自主的にやってほしいと思ってます。
そのほうが達成感もあるでしょうし。

今回は私も2回目なのですこし余裕があるので、学生のことも観察しているのですが、当たり前ですが目的が違うことに気づきました。
もちろん文化祭で高校生レストランをやりたいという気持ちは同じだと思います。でもその中には、メニューを考案したい子もいれば、当日の調理を楽しみにしている子もいますし、レストランの接客を楽しみにしている子もいます。
つまり適材適所が重要になって来ます。
もちろんすべてのニーズを取り入れるわけには行きませんが、なるべく一人一人がやりたいことをやれるようにしたいと思います。

終わった後にやって良かった、また来年も参加したいと思ってもらえるようにできることは全部やるつもりです。


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