庭の雪20170122

五十音作文  ~カニとヌートリア~  ※R15



明らかに

いかがわしい

鵜飼の

絵を

押売りされた

カニは


気が

狂い


血糖値と

コレステロールが

下がらず

死にたくなったが


砂ぎもを

せっせと食い


掃除に

タンバリンの練習に

チチクリマンボの練習に


疲れ切るまで

手が腱鞘炎になるまで

とうとう

泣きが入るまでは


ニコニコ笑顔を絶やさず

ヌートリアと

寝起きを共にしながら

飲んだり食ったりしながら

励んだが


日を追うにつれ

不埒な思いに憑りつかれ

変態行為を妄想し


細身の躰に

纏っていた

ミンクのコートを

剥き

愛(め)で

弄んだところ、ヌートリアもまんざらではない様子で

「や…」

「許して!」

「よしてよ…」と


羅列した言葉もどこか空々しく

凌辱されるがままにカニとの愛欲の

るつぼ


煉獄


牢獄へ…




をスキーに連れてって… カニさ

ん…






※ヌートリアについての記述がチラリと見られる、闇の赤ちゃん大作 ↓


ありがとうございます! (ノД`) 頂いたサポートは、いつの日かパンを、 パンが無ければお菓子を食べればよいので、 お菓子の専門学校で作り方を習う必要性、 そうなってくると学費とか交通費、 え、ちょっと待って下さい、 紙に書いて考え直そう、そうするとやはりパン、 いやペンか、ペ