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~”note 風” エッセイ~ 「財布の夢で感じたこと」


これは実験的エッセイです。

今日見た夢の話を ”note 風” に書いた場合、

はたして読み手、そして書き手である僕が楽しいのか?

を検証してみようという内容です。

(そして僕は恐らく ”note 風” を勘違いしています)



まず、後に書く「財布を拾った夢」を見て感じた事が2点あり、

その要点をまとめておきます。

1、落ちていた財布を拾った時、自分の中に眠っていた過去の盗癖が蘇りそうだったが、盗らずに済んでホッとした
2、財布を拾ってもらったお礼を言わずに去った大学生に対して、”お礼の言葉” という見返りを求めていた自分に気付き、狭量だな、無償の行為でなければならないのに、と反省した


という事です。


次に、この記事の執筆前に僕が立てた仮説を記しておきます。

エッセイという ”文章自体の趣きや文体、構成に良し悪しが左右される分野” において、これ(”note 風”)をやってしまっては、身もふたもないのではないか? 読み手も書き手も、楽しめないのではないか?

という事です。

これを検証してみたいと思います。



それでは、

「簡潔に」

「時系列に沿って」


以下に夢の内容を記します。



~~~~~

気付くとどこかの大学の廊下を歩いていた。

授業中のようで、廊下には誰もいない。

すぐに落ちている財布に気付く。

拾い上げ中身を確認すると、

学生証、小銭、5千円程度の紙幣が見つかる。


持ち主は分かったので、返却は可能である。

だが今、廊下には誰もいない。

持ち去ってしまってもバレないのでは…?」との考えが頭を過ぎる。


逡巡している内、チャイムが鳴り、近くの教室から大量の学生が出てきた。

その中の1人の男子学生が、

キョロキョロしながらこちらに近づいて来る。

学生証の写真と同じ顔だ


「これですか?」と財布を掲げて見せると、

学生は笑顔で受け取り、中身を確認。

ホッとした表情で、財布の中身を再度見返しながら、

何も言わず、僕と目を合わせる事もなく、去っていった。


そこで目が覚めた。

~~~~~


夢の内容は以上です。



それでは、

冒頭の「要点のまとめ・1」について解説します


僕は中学生だった頃の一時期、

父親の財布から金を盗むという行為が癖になり、

自分で自分を持て余しました。

盗癖というのは依存症の一種で、

「盗む」という行為に依存してしまうのです。

小学校5年生の時に精神が崩壊するような経験をした僕は、

中学生の頃既に、依存症という病気を発症していたと言えると思います。

(盗癖は1~2年程で治まり、他のものへ依存対象が代わっていきました。)


夢の中で財布を拾った時、正直言って、悪魔が囁きました

でも、盗らずに済んで、心底ホッとした。

病気が再発しなくてホッとした、という事です。



次に、

「要点のまとめ・2」について解説します。


大学生の態度は、確かに無礼だったかも知れない。

現実社会でこんな人物がいれば、

多くの人が「お礼の一言も無しかよ…」と思う事でしょう。

僕も、思いました。

(持ち去ろうかと一瞬思ったクセに… です 汗)

ですが、そこでムカついてしまっては、

この学生と自分は大差ない、と言うより

同じになってしまう気がするのです。


彼の無礼な態度を見て、

最初から何も感じない

見返りを全く求めないのが理想です。

ですが、もしムカついてしまうのなら、

それは感情の問題なので仕方がない。

問題はその感情をどう収束させるか? だと思うのです。


「自分がやられて嫌な事は、他人にやるのは止めよう」と、

教訓にし、そういう教訓を与えてくれた彼に感謝するのです。

「教えてくれてありがとう。僕はきちんとお礼が言える人間になるよ」と。



以上が、僕が書きたかった「財布の夢で感じたこと」というエッセイを、

 ”note 風” にしてみたものです。



それでは最後に、検証結果をまとめたいと思います。


・まず、書き手としては、

つまんね…



・次に、読み手としては、

「               」



…なるほど?!




--- 追記 ---

盗癖があった事を書くのは、勇気が要りました。

思い返すと、小学生の頃も、友達と駄菓子屋で万引きをした事があります。

それを正当化するつもりは無く、自分でも引く位なのですが…

こういう行為は、

子供だった僕の、”SOS信号だった” という側面もあるのです。

健やかに育った子は、そんな事はしない。

一緒に駄菓子屋で万引きしていた子たちも、

家庭に問題のある子、影のある子が多かった。

今、少年期を過ごしている子たちの中にも、きっといるはずです。

行動によって、無意識にSOSを発している子が…


何かの役に立つかもしれないと思い、書きました。


現在の僕は、薬物も断ち、

たまにやってしまう「過食(但し嘔吐はしない)」、

「浪費(昔は酷かったですが、今はだいぶマシになりました)」、

それと「note 依存」w

によって、他人に迷惑をかけず、自分を極力痛めつけない生き方、

病気との共存の仕方を模索しております。

長々とお読み頂き、ありがとうございました。

ありがとうございます! (ノД`) 頂いたサポートは、いつの日かパンを、 パンが無ければお菓子を食べればよいので、 お菓子の専門学校で作り方を習う必要性、 そうなってくると学費とか交通費、 え、ちょっと待って下さい、 紙に書いて考え直そう、そうするとやはりパン、 いやペンか、ペ