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【ヨガ歴10年】ヨガって本当にすごい!~経験談やヨガに関する情報をもとにヨガの効果について解説~

はじめに 

みなさんはヨガを行ったことはありますか?また興味を持たれたことはあるでしょうか?
今回はヨガを10年やってきた私が個人的に感じたヨガの効果と、ヨガに関する情報収集で得られた知識をもとにヨガの様々な効果についてご紹介したいと思います。
この記事を読んだ方が少しでもヨガについて興味を持ってくれたらうれしく思います。


ヨガのメンタルへの効果 

・科学的な根拠

ヨガをすることによって幸せを感じさせるホルモンであるセロトニンが増えることが分かっています。
なぜヨガでセロトニンが増えるかというと、ヨガの一連の動作にセロトニンを分泌させるような動きがあるからなんです。
セロトニンを増やす行動として、例えば腹式呼吸などの意識的な呼吸をすること。継続的に軽度の運動を行うこと。一定のリズムで行う運動をすること。などがあげられており、これら全てがヨガの動作に含まれているんです。

・私がコロナ禍で感じたメンタルへの効果

10年ヨガをやってきた私が一番ヨガのメンタル面への効果を感じたのはコロナ禍でヨガを行った時でした。コロナ禍という非常事態で様々な不安や恐怖を感じていたからこそだと思います。特に下半身を引き締めるヨガをした後は、心がスッキリした感じと、精神の安定をとても感じることができました。


ダイエット効果

・有酸素運動だから脂肪燃焼効果がある

ヨガは有酸素運動に分類されます。
有酸素運動は脂肪をエネルギーにして行われます。つまり、脂肪を使いながら行われる運動なんです。そのため、ダイエット効果のある運動だと言えます。

・ストレスによる暴飲暴食が減る

暴飲暴食の一番の原因はストレスだといわれています。ストレスで満たされない部分を食事の満足感で満たし、脳を幸せであると勘違いさせているんです。
こうした暴飲暴食を防ぐにはストレスを減らすことが一番大切です。そこで、ストレスを解消することができるヨガをすると暴飲暴食を減らすことができるということなんです。

実際にヨガをすると、ヨガをした後に間食を取りたいと思わなくなります。私の場合、ヨガをする前にあとでちょっとお菓子でも食べようと思っていても、ヨガを終えると食べたくなくなったからやっぱり食べなくてもいいか。と思うことも多々ありました。

ダイエット効果が出始める時期 

・ダイエット効果が出るのは平均して3ヵ月ぐらい

ダイエット効果が出るのに3ヵ月ほどの時間が必要な理由はまず、人間の体の細胞が全てが入れ替わるのに3ヵ月ほどの期間が必要だからなんです。その細胞が入れ替わっている間に体の中では筋肉がついたり、体質が変わっていくという変化が起こっているんです。

私もダイエット効果を感じはじめたのは1年程度ぐらい経ってからでした。なぜ効果を感じたかというと、周りの反応が変わったからでした。どのように変わったかというと前は体型について特に痩せてる・太っていると特に言われたことはなかったのですが、ヨガをはじめてから1年ぐらいたった頃から友人や家族から、「細いよね。」「最近太らなくなったね。」と言われるようになったんです。周囲の言葉というのが私にとっては決定的なヨガの効果の証明でした。

ヨガのポーズと効果

ここまでヨガの効果についていくつか説明をしてきたので、実践として簡単なポーズをひとつ紹介したいと思います。

・扇のポーズ

扇のポーズ

(写真出典: Catherine Tingey)

①あぐらをかいて座ります。
②足をほどいて両足を床と平行な状態にします。
③息を吸いながら右手を右の床につきます。
④息を吐きながら左手は斜め上に伸ばし、体を真横に倒せるところまで倒していきます。
⑤この状態のまま3~5呼吸ゆったりとした呼吸を行います。
⑥反対側も同様に行います。

【効果】
目覚め効果、血流改善、内臓の働きを改善、背骨、肩、わき腹のストレッチ、肩こり、頭痛、腰痛の改善

女性にうれしいヨガの効果

・生理痛が減る
月経と関係のあるホルモンバランスは自律神経がコントロールしています。ヨガは自律神経を整えてくれるものなので、自律神経を整えることにより、ホルモンバランスも整い、生理痛なども減るということなんです。

私が普段ヨガを行うのは20分~30分程度なんですが、1時期1時間ぐらいのヨガを続けていた時があり、その時は普段は薬が必要な私も薬が必要ないぐらい生理痛がほとんど減ったことがありました。

・更年期障害の軽減
更年期障害は女性ホルモンの減少によって、自律神経が乱れることが原因とされています。そのためヨガを行うことで自律神経が整い、更年期障害の症状が軽減されると言われています。

男性がヨガをした場合の効果

・筋トレ効果があり、インナーマッスルつけてくれる。

ヨガは体の全体的な筋肉をつける効果があります。また器具などを使った普段の筋トレではつけられない、インナーマッスルを鍛えることができます。インナーマッスルを鍛えることにより、姿勢が良くなる。動きがスムーズになる。などの効果があります。また、基礎代謝も上がるのでダイエット効果も期待できます。

・集中力アップ効果

古来ヨガは心身を鍛練するために仏教の修行として生まれたものでした。そういった経緯から、集中力を磨く効果があるといわれています。
ヨガでバランスを取るポーズはそのポーズに集中していないと、バランスを崩してしまいます。このようなポーズに取り組むことが物事に集中する練習になり、仕事などでいざ集中力が必要な時に力を発揮することができます。

ヨガに関する研究結果

・ヨガは心臓を健康にする

2014年に「European Journal of Preventive Cardiology」で発表された研究結果ではヨガをした場合と、全く運動をしなかった場合では、ヨガをした場合の方が心疾患のリスクのもとになっている、コレステロール値や中性脂肪値、血圧の数値が低下したことがわかりました。

・犯罪防止効果

2020年1月に発表されたヨガによる犯罪防止効果の研究結果があります。
アメリカのフロリダ州にある刑務所で、万引きや少量の麻薬所持、飲酒運転など軽犯罪を犯した受刑者にヨガのプログラムを6週間受講させました。その結果、受刑者は睡眠の質が改善され、体調も改善し、怒りや不安感を抑えられるようになったという結果が出ています。

普通のヨガ、ホットヨガの違い

・普通のヨガ

普通のヨガは常温ヨガと呼ばれ、極端な温度や湿度の設定はありません。普段過ごしている温度・湿度の中で行われます。

また常温ヨガでは呼吸とポーズの組み合わせによって、深い呼吸が可能になり、副交感神経が優位になります。つまり、リラックス効果の高いヨガであるということなんです。

・ホットヨガ

ホットヨガは高温(36~39度)・多湿(60~70%)の環境の中で行われるヨガです。こういった環境で行うにより筋肉が緩み、よりポーズがとりやすくなると言われています。

ホットヨガは高温・多湿という体にとっては負担のかかる環境でヨガを行うことになるので、交感神経が働きます。また汗を流しながら行うことにより、リフレッシュ効果があります。

まとめ

心身ともに健康になれるヨガの様々な効果を紹介させていただきました。
さすがインドで古来から伝えられてきたものなだけあって、本当に沢山の効果がありますね。これだけの効果があるならぜひヨガをやってみたくなりませんか?これをきっかけにぜひヨガも日頃の運動に取り入れてみてはいかがでしょうか?


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