076_頭の悪い人

自分の頭が良くない事を
いや悪い事を知ってしまった

まだ自分の頭を分からなかった時
目の前の目標にガムシャラに走ってた

頭のいい人がいっぱいいる学校に入れた
自分の頭が良いと錯覚してしまった

成功した人の話を聞いてばかりで
自分の足元なんてこれっぽっちも見てなった

いや実はもう気づいていたのかもしれない
気づかないふりをしていたのかもしれない

頭が悪い人の存在理由を考えてみた
頭が良い人の比較でしかないと結論付けた

頭が悪いからそれくらいしか分からなかった

しょうがないだろ
しょうがないよな

僕がいなくなるのは
まだまだ先のお話

この先ずっと頭が悪い人で生きていく

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