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一歩踏み出すのはエラい、でもそのあとが重要ってマジか

大好きな先輩が海外大学院に進学する。長い期間かけて準備する姿をSNSで追っていたので、ついに…!と嬉しい気持ちになった。同時に、こういうのに感化されるのが私である。

「すごいなー!私もなんかやりたいな〜!」家でふとそうつぶやいたら、「講座やってるじゃん」と彼から返ってきた。

そうだった。

7月から三宅香帆さんと谷頭和希さんのライター育成講座「プロいく」に月1で通っている。目的は、本業の企画に活かすため、そして交流によるモチベ向上・友達作りだ。

もともと熱感は高くなかったものの、説明会で訪れた神保町の会場に運命を感じ、彼氏にも背中を押してもらって新たなチャレンジとして申し込んだ。

少額ではないため迷ったが、本業の悩みを少しでも解決できそう…!なんて期待から、Peatixでチケットを買った。これからの学びに胸が高揚した夜だった。

で、冒頭の話に戻る。
私は講座を受けていることを完全に忘れていた。

そう気付いたエピソードをもうひとつ。
講座は月に一度開催されており、全部で5回ある。そのうち第1回で「本の企画書」を作る課題が出た。

私は聴講生なので課題の対象ではなかったが、今まさに本業で困っているテーマだったので自主的にやってみようかな…と考えていた。彼氏にも、そんな課題があるんだね。やってみれば、と言われて頷いた。
インスタで繋がった受講生の方にも参考として企画書を見てみたいと言われ、やる気を出した。

しかし、結局課題に取り組むことはなかった。
頭からポッカリ抜けていた。…というのは言い訳で、頭の隅で覚えていたのだけどマストじゃないから、両家顔合わせで今は忙しいからと後回しにした。

さて、そのまま8月頭に第2回に参加することになる。
話題はそれぞれの企画内容で持ちきりだった。

「課題やってみてどうでしたか」
「◯◯さんのタイトルはここを変えたほうが良いですね」

私とおなじ聴講生の中にも、実はわたし企画書作ってみたんですよね!と話す人がいた。何も言えなかった。

私は行動力だけは一丁前である。人の目は気にならない性格で、自分の意思に合うことはだいたいなんでもできる。
これまでも、高校時代の文転に始まり、転部、転職とそこそこハードルの高い変化を好んで選択した。

でも、全部、チャレンジだけで満足していたのでは?と恐ろしいことに気付いてしまった。

もちろん文転も転部も転職も、楽なことではない。チャレンジした自分は素直に偉いし、それなりに努力もした。それらの選択の連続で今の私があると自信を持って言える。
今回の講座も、受講すると決めた決断力は評価したい。

ちょうど意思決定が大事というポストを見かけた

しかし、私が得意なチャレンジよりももっと重要なのは、行動したあとだった。

中谷彰宏さんの名言がある。

「何かをしたい人、10,000人。
それを始める人、100人。
それを続ける人、1人。」

自己啓発本でおなじみのやつ。

これでいうところの100人で終わっちゃってるのかも。
やばい。これはやばいです。

もしも私が課題に取り組んでいれば、ほかの受講生の課題へのフィードバックをもっと自分事に捉えられただろうし、会話のネタにもできた。

転職からもうすぐ1年が経つ。毎日そこそこ頑張っているけれど、これが限界か?できることは全部やり尽くしたか?と問われると答えはNOになってしまう。

(振り返れば、クラスから逃げ出した短期留学、1年の夏に辞めた高校バスケ、活用しきれなかったSHElikes…、恥ずかしながら後悔は山ほどある)

望んで新しい環境を手に入れた。うれしい。これからがんばろう。
そう思っているわりには、踏み出した一歩だけで満足しちゃっているのでは?それ以降で得られたはずの肝心の学びを回収できていないのでは?

最近このことにハッと気付いて、忘れないうちにとストーリーで思わずつぶやいてしまった。

ゆるすぎる一歩、雑な一歩ではいけない

始めたときの熱量は、常に忘れてはいけない。
自分がそれをやりたいのなら、続けること。学びを得て成果を出すこと。

そんなわけで、11月頭までライター講座「プロいく」に参加する。

学びはnote記事にも取り入れていくので、徐々に良くなってんな〜!とかこいつまだまだだなー!とか、見守ってもらえると嬉しい。

課題を諦めるほど大変だった両家顔合わせのnoteを貼って締めよう。企画書ができたら…報告するかも。

最後まで読んでくださり心より感謝申し上げます。 ぜひぜひ、スキ・フォロー・サポートもお待ちしています!