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本気で起業したら「絶対」コンサルをつけないといけないと思っている人へ。

起業っていまは自分が起業した!って宣言したら出来てしまうくらい簡単な時代になった。これだから若いもんは・・ってなババアの昔話になってしまって申し訳ないけど、私は高校生の時に起業をした。もう何十年も前の話で恐縮だけど。笑。ここがババアポイントなのもわかっててあえて言わせてもらう。

私が高校生の時には起業なんて都合のいい言葉はなかった。

そう、高校卒業して大学行かずに自分で仕事してたら、周りの人は私のことをプー太郎と呼んでいた。そんな時に当然コンサルなんてもんはいなかったし、さらに言うとコンサルをつけなきゃいけないなんて固定観念は一切なかた。

そりゃオバハン、時代が違うからでしょ?って言うかもしれないけど、起業コンサルって仕事が根付いたのと、起業コンサルって仕事を育成するなんてことが始まったのはスマートフォンが普及した頃からなのだ。

起業ってそもそも個人事業主のことを指すわけで、個人事業をするために何か必要なことや困ったことがあるときに、起業コンサルをつけなければならない、と言うルールができたって言うのもおかしな話だと思っている。

ウェブでの仕組みをコンサルします、とか、もともと無料で活用できるはずのツールにお友達を増やす為だけの指導で数万円取って人が居ると言う話を聞いて、口があんぐり空いた。

そもそもSNSで友達を増やしたところでそれが仕事に繋がるなんて夢のような話を信じてしまう時点でどないやねん。と言うところだと思う。

でもコンサルがそう言ってたんです。ってその話を信じたいのはおそらくその人がそのコンサルにとんでもないお金を払っちゃったからそれを信じざるおえないのではとさえ思ってしまうのだ。

でも実際にFacebookで友達を5000人作ったところで劇的に売り上げが上がったって話は一度も聞いたことがない。いいねをもらったところで、1ヶ月数百万円!とかそんな夢のような話があれば、私も必死で友達申請をしようと思う。笑。でも、Facebookでは様々な戦略を練って色んな起業コンサルと呼ばれる人が広告を出して集客をしているなんて事実がある。

友達を増やさなければいけない、広告を出さなきゃいけない、そんな話はいくらでもあるけど、じゃあどうやってそれを実践するのさ?って言うところが一番大事なのだが・・。

その実践方法がわからないからみんな困っていると言うのもわかる。でもね、その答えって案外普段自分が見ているSNSの広告に出ている事がほとんどだったりする。その答えがわかれば、なるほど、こうすれば集客導線で上手くいくんだって言うこともわかる。

それが苦手な人は、プロに頼んでみるといいと思う。けどね、ここまで話をするときっとこんな意見が飛んでくるのは目に見えている。

「プロに頼むお金なんかないねん!!」って。けどね、だったらコンサル依頼するお金払ってるなら業務委託するお金もあったんちゃう?って思う。独自で色んなことをやるなら広告代理店やらシステム開発の人に業務委託したらその金額の方が案外効率よくて安く上がることだってある。

本業が上手くいくためにやらなくてはいけないことはたくさんある。まして起業するとなると、自分の商品や自分の事業を自分自身が営業して自分で責任負って自分でPRしていかなければならない。そのためにどうしたら効率よく自分の事業がうまくいくのかと言うことを考えたら頭がパンクしそうになる。

だからついつい人に相談したくなって、その相談相手が「起業コンサル」しかいないという「思い込み」から起業コンサルを頼ってしまうのはまず間違いだと言うことは覚えていて欲しいなと思う。

起業したらまずコンサル、なんていうよりも、起業してうまくいっている人の話を聞けるといいと思う。でもね、これも「1ヶ月に月商100万円達成!」とか言う広告を出している人に話を聞くのではなく、リアルに自分がこの人は成功しているだろうな、と思う人の話を聞く方がずっと自分の為になる。自分の商売をうまく行かせたいなら、まずは自分がやりたいと思う同業種の人のところへ行って観察をして徹底的にいいところをパクる。

これが成功の秘訣なのかもしれない。



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