ポンコツインキュバスの童貞弟が姉さんを救う31days制作秘話
こんにちは！！
Miliataboo代表の夏目歩です！！
Miliataboo代表の夏目
ポンコツインキュバスの童貞弟が姉さんを救う31days
30分も聴いてる暇ないよ～って方の為に文字起こししたものを
こちらでシェアさせてもらいますね✨
お時間ある方は、どんなヤツがMiliatabooの企画立てていたり
今作のシナリオ書いてるか聴いていただけましたら幸いです🍎
以下、ラジオ書き起こしパートです✨
――――――――――――――――――――
夏目歩のAmradio～！！
毎朝7時に3分だけ。
あなたのお耳をジャック！
っていうのをやっていたんですけど……。
忙しくなってしまって、
なかなかラジオを更新できずにここまできてしまいました。
初めましての方は初めまして。
お久しぶりの方はお久しぶりです。
夏目歩です。
今回、何でstandFMを更新しようかなって思ったかって言うと……。
夏目とXで繋がってる方々は、もう毎日のように……
もう、煩いよ！っていうくらい毎日宣伝ポストが回っていて、ちょっと申し訳ないなとは思ってるんですけど……。
それを全く知らない方や
Xのポストを毎日見てる方にも楽しんでいただけるような、
『ポンコツインキュバスの童貞弟が姉さんを救う31days』
の制作秘話を語っていこうかなと思います！
ここでしか聴けない！
本邦初公開！
もう、台本なしのぶっつけ本番で喋っていくので
話が前後してしまったり、
あまり理路整然としてないかもしれないんですけど
その辺はご容赦ください。
ライブ感で喋っていきたいと思います！
まずは、あらすじからお話しようかな。
突然世界を襲う謎のウィルスが蔓延するんですよね。
主人公の虹雲湊くんと姉さん(あなた)の世界で。
湊くんは姉さんの為に苺のムースを買いに行くんですよ。
大好物の苺のムースを買いに行くの。
で、帰ってきたら両親がソファーで亡くなっているのを発見するんですよね。
で、姉さんとお庭にある(地下の)でっかいシェルターに逃げ込むんです。
そこから物語が始まるっていう感じなんですけど～。
(ネタバレを恐れて全然説明足りてないですね、これ笑)
※両片想いの二人が狭いシェルターの中で31日過ごしていく
中での状況や心境の変化を楽しんでいただける作品になっています。
まずもって、なんでこの設定にしたかっていうのは
すごい不思議だと思うんですよね。
あんまり同人音声作品乙女向け界隈では
見ない設定だと思うんですよ。
これは、Miliatabooが発足する何ヶ月も前に
とある何人かとお話をしていて、
ゾンビアポカリプスモノ？
ゾンビパニックモノ？
が、面白いっていう話になったんですよね。
で、そういう作品を作れないかみたいな話になって
シェルターに閉じ込められた31日間、31trackっていうのを
やってみるのはどうでしょうか？
っていう話をしていて……。
その時は、まさか自分が書くともおもってなかったっていうか……。
『えーそれ面白そうですね！』
みたいな話で流そうかなっていう風に思ってたんですけど～。
なんか、色々考えていて～
で、総再生時間何時間越え！みたいなロング作品っていうのは
今までもあったはあったんですけど～
31日って区切って、
31日を31trackちゃんとやるって見た事ないなと思って。
もしかしたら、あるのかもしれないんですけど。
じゃあ、作ってみようかなと思って。
でも、普通に考えて31日、31trackを律儀にやってしまうと～
あ、結構音声作品って集中して聴ける時間が限られてると思うんですよね。
人って、何かを(集中して)聴いていられる時間が15分ぐらいが限界っていうのを、どこかで見た事があったので～
でも、さすがに15分でえっちな音声作品は作れないので～
どうにか、2時間くらいで作れないかなっていうのをコンセプト立てて……。
なるべく、中だるみしないように。
中だるみしないようにっていうか、
えっちな音声作品がメインなので、どうしても日常パートだとか～
何も……何も起きないわけではないけど、えっちのないシーンをどう見せるのかっていうところと、あと各トラックタイトルに何時何分って書いてあって、これは、トラックの純粋な再生時間ではなくて……。
あなたと湊くんがシェルターの中で過ごしているその日のその時間。
みたいな感じで、設定したんですよね。
これも、めちゃめちゃ考えて……。
前のトラックと繋がってるシーンとかも、あるので、
その差分だったりとか～
どれぐらいの時間が経過してるのかっていうのとか～
あとは、各トラックタイトルも結構悩んで～
それだけ見ても、詩集みたいにしてあるというか……。
22秒とかしかない日もあるんですけど……。
それも全部タイトルがついていて。
いつだったか……
私がまだとある歌い手さん(現在STPRBOYSでご活躍中…！)
の専属台本師をしていた頃。
(リスナーさんから)
『歩さんの癖全開のシナリオが聴いてみたい！読みたい！』
っていう風に何回も言われた事があって……
夏目は、その表現の仕方がわからなくって……
癖って何だろう……。
癖って何だろうっていうか。
自分の本に性癖を込めて～
これが、俺の性癖だーーーーー！！！！！！
っていうのがちょっとできなくて。
その、出し方がよくわからなくて。
で、その、専属台本師をやっていた時は、
リスナーさんからのリクエストを主に聞いて制作していて、
あと、何かあればその歌い手さんからのご要望を聞いて書いていたんですよね。
だから……。
誰かを喜ばせる方法しかよくわからなかった。
自分の癖みたいなものを最大限出して書いて
自分も楽しいし、聴いてくださる、読んでくださる人も楽しいっていう
表現の方法がわからなかったというか、出来なかったというか……。
何が本来のあるべき姿なのかわかんないんですけど。
そういう意味で言うと、
夏目歩が初めて企画、プロットから全部一人でやって、
シナリオも独りで仕上げて、全部監修してっていうのをやってみて
多分これが夏目歩の癖全開の作品なんだと思います。
初めて、そういう作品を世に出す形になりますね。
あと、小説も最初は書く予定ではなかったんですよね。
で、まぁ、その、色々制作が押してしまって……。
その間何も出来る事がないと。
夏目はシナリオ仕上げてしまったら、
あとは音声チェックが上がってくるまでやる事がなかったので。
(Miliatabooの他の企画立案したり、別件のお仕事はしてましたよ；笑)
で、夏目はお友達のフリーの編集者さんに、
シナリオを下読みしてもらってたんですけど、
Day1で、弟と苺のムースを食べるシーンがあるんですよ。
下読みをしてたら、苺のムースが食べたくなったから買ってきちゃった
って、写真を送ってきてくれたんですよね。
それで、その写真を送ってきながら
「小説書いてみない？これ、絶対シナリオより小説で読みたいよ！」
って。
で、昔からの夏目のファンでいてくれる人達やXで繋がってる人達は
ご存知かもしれないんですけど、夏目、小説の形でモノを販売するのが初めてなんですよね。
で、あんまり、その、初めてっていうのを強調すると
自信がないように感じちゃうじゃないですか？
夏目はそう感じちゃうんですよね。
自信があってもなくても
いつも小説書いてます！みたいな顔をして販売しようかなと思って笑
小説が書きあがった時に、その編集者さんに
お友達だからとかじゃなくて、忖度なしで
ダメなところはダメって言って欲しいって言ったんですよ。
(入稿までの)時間もなかったので、大幅な変更を求められても
また手を入れるっていうのが、難しかったは難しかったタイミング
だったんですけど……。
315ページあるのを読んでくれて……。
めっちゃ良かったよ！って言ってくれたから、
ちゃんと自信をもってお届けできるかなって思ってますね。
自分のパートの事ばっかり話していてもしょうがないので。
声優さんのお話しましょうか！
立知鼎さんっていう方に声をあてていただいているんですけど、
虹雲湊くん役をtrack10に出てくる淫魔王様っていう役どころが
夢の中のシーンであるんですけど……。
淫魔王様が出てくるんですね。
何それって感じだと思うんですが、(是非)聴いて欲しい笑
とっても聴いてほしいシーンなんですよね！
面白くて～！！
タイトルに
溺愛号泣SEX！！！！
って書いてあるんですけど
ちょっとラブコメみたいなシーンも入ってるんですよね(今作)。
夏目が、様子のおかしいイケメンを描くのが得意というか(何それ笑)
そういうオーダーを受けるうちに、そういう男の子を書くのが得意だって
気付いちゃったんですけど～笑
(立知さん)とっても、めちゃめちゃうまいんですよね！
どこに今まで隠れてたの～？！
っていうぐらい、めちゃめちゃいい演技するんですよ。
基礎ができてる人の発声。
音が粒だっている？
なんて言ったらいいんだろう(頭抱える夏目)
綺麗な音が耳に入ってくるというか……
台詞を話しているのに、謳っているような感じ？
というか……。
私は元々がるまにのユーザー側の人間だったので
ランキングの上位から見て行って、どんな作品があるんだろうって
さがして買ってたんですよね。
新人さんだとかー
こういう新しいサークルが出て来たりとかー
っていうのをディグる能力がなかったというか……
だから、サークル側もいっぱい宣伝しないと
こういう(夏目のような)末端のユーザーの目につくところに商品がないよね？
っていう事を思いました。
毎日がるまにに張り付いて隅々まで作品をチェックしている
わけではないので皆さんきっと……(？！)
自分の推しだったり、(既に)気に入ってるサークルさんだったり、
そういうところの情報はチェックすると思うんですけど～
(話がそれちゃったんで、声優さんのお話に戻すんですが)
イメージ以上の虹雲湊くんを演じてくれてるんですよね。
特にこのシーンが聴いてほしいとかもなくて……
全部がいいんですよ！！！！
全部聴いて欲しいんですよ！！！！
だから、虹雲湊くん役は立知鼎さんしかいなかったですね。
全世界！！！！
どこ探しても！！！！
って言えるぐらいに。
私が思い描いていた虹雲湊くんよりも、立知鼎さんの方が湊くんでした！！
何言ってるのかわかんないと思いますけど笑
え～と、次は音声編集さんのお話しようかな。
この作品は、ちょっと聴き慣れないサウンドシステムを使ってるって
販売ページにも書いてあるんですけど。
DolbyAtmos(ドルビーアトモス)っていう最新の制作環境で作っていただいてるんですよね。
これがまためちゃめちゃ大変で～。
モノラルの音声をバイノーラル(立体的な音)に起こしていっていただく作業をしていただいているんですよ。
今回、なつめさんっていう方に音声編集をお願いしてやっていただいたんですね。
たまたま夏目と同じ名前で(同一人物疑惑があったんですが完全なる別人です)笑
BGMを流していただいているシーンもあるんですけど～
それも全部彼が作曲していて、ちゃんと台本読み込んでくださって
シーンに合うように、立知鼎さんのお声に合うように制作してくださってるんですよ。
めちゃめちゃ贅沢なTruckが何個かあって。
SEも改めて作っていただいた音っていうのも沢山あるんですよね。
(例えば)既存の音を買ってきたりして切ってハメてるっていうだけじゃなくて。
ちなみに、作中に出てくる電子レンジの音は夏目(歩)家の電子レンジの音です笑
夏目が録音して音声編集さんに送って、キレイに整音してもらって使ってます。
食器の割れる音とかも作中で出てくるんですが、それも生音で収録していただいていて……もう、本当に手の込んだ音作りをしてもらったんですよね。
多分、こんなに作品に向き合ってくださる音声編集さんいないんじゃないかなって……
だめだ、泣いちゃいそう 苦笑
元々音楽畑の方なんですけど～
この作品の音声編集やっていただくのは、
なつめさん以外に考えられなかったので、夏目からお声がけさせていただいて、ご快諾いただけたっていう感じなんですよね。
ドラマパートも多く入ってくる作品だったので、どうしても……
ただSEを入れる以上のセンスと技術が必要だったというか
そういうのを持った方に入っていただきたかったっていうのがあって。
音声作品をよく聴いている方ならあるあるだと思うんですけど、
水音
えっちしている時の音ですね。
くちゅって音だったり、ぐちゅ、ぐちゃって音。
声優さんの動きや演技と合ってない。
ただ、ループ音と流してるだけっていう時とかって
あるじゃないですか。
それ、すごく気になっちゃうんですよね。
それ気になっちゃうんだったら、
SEなしで声優さんの声だけ聴きたいっていうのがあるので……。
今作は声優さんの演技や状況だったりっていうのに合わせてくださってる。
音のタイミングだったり、速さだったりとか。
動いてたり止まってたりっていうのも全部音で細やかに表現していただいてるので。
これ、自分で語ってるの気持ち悪いなって思ってるんですけど。
気になっちゃいませんか？
気になっちゃうんですよね。
そのタイミングがおかしかったりすると……。
だから、そういうとこも申し分なくって。
バイノーラルだから
とかじゃなくて、そういう総合的な音の環境も含めて
没入感があるというか。
湊くんとあなたの世界に誘ってくれる。
(そういう繊細な)音と、立知鼎さんの演技が相まって
夏目は全部自分で企画立ててるし、自分でシナリオ書いてるので
展開も分かってるのにも関わらず、最終trackのDay31で必ず号泣しています。苦笑
音声チェックしながら号泣してました。苦笑
今聴いても全然泣けるんですよね。
立知鼎さんのご収録音源が上がってきた時に、
音声編集さんと、
天才か？！？！？！？！
って、なってました。
(それくらい台本の再現度が高かったんですよね)
夏目歩以外のクリエイター。
この作品に関わってるメンツ、天才しかいないので。
本当に楽しんでいただきたいと思ってるのと。
次は、イラストレーターさんもご紹介したいんですけど
奥田さんって方が描いてくださっていて。
彼女は、Miliatabooが発足した後に
応募してくださった方なんですけど。
奥田さんも、夏目の想像以上の虹雲湊くんを描いてきてくださって。
オーダーを出すじゃないですか。
こういう風な感じで描いてきていただきたいんですけどっていう。
ラフがあがってきた時点でもう湊くんなんですよね。
湊くんだったんですよ！！！！！！！！！
はぁ～～ん♡これこれ～～～！！！！！！！！
っていうね笑
全く修正依頼とかかけずに、もうそのまま……
制作に入ってくださいっていう感じで～～。
差分(人間バージョン)も描いていただいてるので、
同梱させていただいたんですけど。
Miliatabooの今後の作品……
現在7作品が進行しているんですけど、
そのうちの5作品が奥田さんの作品です。
(他の2作品は漫画家の夕槻ちやさんにご担当いただいておりますので、
改めてご紹介できたらと考えております！)
もう、なんか、この作品の制作期間が長すぎて……
構想段階からいうと、2月くらいから湊くんと向き合っているので。
もう、色んな事思い出して、このラジオの途中途中号泣していて、
鼻水が止まらなくなっていて、お聞き苦しいかと思いますがすみません💦
それと、もうお一方ご紹介したいんですが、
小説の扉タイトルデザインと奥付のデザインと小説全体を綺麗にデータ化
してくださったのが、イラストレーターのりりららるさん！！
この方は、夏目が急遽小説を書く事になったのでご依頼をさせていただいたっていう形。
本当に作業時間が少ない中、内側の表紙デザインをしてくださったり……
もう、本当にすごくよくしてくださって感謝しているんですよね。
なんか、一番最初にこの作品販売するよってなった時に～
31trackの作品はもう書かないと思います。
って、夏目歩のアカウントで書いていたと思うんですけど。
書かない！
っていうより
そうそう……
書けない！
っていうのが、正しい表現かなっていう。
もう、かれこれ10ヶ月くらい虹雲湊くんに向き合って、姉さん(あなた)と向き合って。
で、向き合えない日もあったり、喧嘩しちゃった時もあったし、
もう顔も見たくない！みたいな日もあったりとかして。
それでも向き合ってシナリオ書いて。
何回も何回もこのシーンはだれてないか。
とか、このシーン短すぎないかとか辻褄があってるかとか。
そういう、シェルターの中の息苦しさみたいなものもずっと感じていて。
自分も湊くんと一緒にシェルターの中にいるような閉塞感10ヶ月いっぱいだったというか。
だから、このテイストの作品ばかり書いたら壊れちゃうな。苦笑
っていうのは、ありますね。
(オーダーを受けて執筆するのなら問題ないんですが…)
この作品に関わってくれた全員が、この作品が代表作って言ってもらえるような作品になっていけばいいと思いますし、夏目は間違いなく胸を張って
この作品が(現時点での)
夏目歩の代表作だって言えます！！
これは、内部メンバーにも言っているんですけど、
自分が企画を立てたからとかシナリオ書いたからとかじゃなくて、
本当にいい作品になってるっていうか……
笑って泣けて、えっちなシーンでも抜けるっていう作品になってると思うので……。
夏目は自分がお金出して買いたい！
って思えるような作品しか作らないって決めてるので。
こういう作品を聴きたかった！
って思ってくださる方は絶対沢山いると夏目は思ってるんですよね。
standFM聴いてくださる方は、ご質問をコメント入れてくださったら
夏目が答える事があるかもしれません～～～！！！！
(ノリと勢いで喋ってるのでお約束はできかねます💦)
それでは、今日もいい日になるし！あなたと一緒にいい日にしていく～～！！
