【読書感想】評価対象は他人ではなく、あくまで自分ベース‥
「誰かに勝ったとしても、自分の強さは変わらない」‥一見深そうで実は単純な話。
例え、自分が他の誰かより優位に立ちたくて、その人を蹴落としたとしても自分自身としての根底なる強さ‥(心の強さ、自己肯定感、自己効力感など)は決して変わるものではないというのが、自分自身の内側をベースとして考える内的評価というもの‥
思い返してみれば、時たま自分にもそう考えてしまうケースがあった。職場で嫌いな人物とすれ違う時、何か言われた時、その都度腹が立つ自分を抑えていたが、今思ってみれば無意識の内に自分と他人とを比較していたんだなと実感した。
分かっている‥分かっていたはずなのに、いつの間にか比較してしまっていた(汗)
あくまで個人的にだが、人間て油断すると必ず比較している自分が出てきてしまうものだと思う。
どんなに自分を強く磨き上げても、人は感情の動物‥他人に求めない、他人に期待に応えようとしない‥と他人に左右されずに自分の芯をブレずに生きようと思っていても、「今、この瞬間」に常に意識していない限り、人間は思考に支配され現実を顧みず他人に期待してしまったり、他人の期待に必要とされたく頑張ってしまう。
マインドフルネスが足りないのも原因だが、何より自分自身の中での評価が少ないのも他人と比較してしまう要因となってしまうということ。
「今、自分は過去と比べて進歩しているか?」その進捗を常にフィードバックできるようにしておくことがブレずに過ごすカギなんだと改めて学んだ‥
「比べすべきは他人と自分ではなく、過去の自分と今の自分‥」
他の誰かが自分より優っていようが弱かろうが、自分の評価は変わらないということ‥
過去の自分に伝えたい‥
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