見出し画像

TENET

9月18日に公開されておよそ1ヶ月。少し遅ればせながら話題のクリストファーノーラン監督作の「TENET」を観てきた。           SNSでもこの作品の話題が多く、何となく時間の逆行がテーマとなっていることとそれが物語とどうLINKするか1度観ただけでは中々理解に苦しみそうだという前情報を持ちながらスクリーンに対峙したので肩に力が入り、観ながらも内容の理解に苦慮しながらエンドロールをむかえた。

まさに予想通りで誰が何の目的で何を為そうとし、何が為されなかったのかという筋立てはよく分からずじまいであったが、時間を遡行する様を映像にする手管は素晴らしいと思った。時間を戻すという点だけではノーランの「メメント」を思わせるものであったが、こちらは描かれている内容は理解できたし、設定自体のアイディアは素晴らしいものであった。それから比べると物語の内容にノーラン自身はそんなに重きを置いていないのかなと思ったが、どちらにしてももう一度観てみようとは思っている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?