マガジンのカバー画像

Liberal Arts 101 [月〜金] 高卒

32
Liberal Arts 101 「リベラルアーツ概論」(講師:松谷 K)のアサインメント・アナウンスメント用の記事を集めたマガジン(インデックス)です。
運営しているクリエイター

2024年6月の記事一覧

「LA 101の車窓から」 June Week 3

June Week 3のクラスのホワイトボードの一部です。

「LA 101」 June Week 3

June Week 3後半のクラスでは、引き続き主要テーマ「環境倫理」の延長線上に、次のようなトピックを扱いました。 ① 「動物解放」(animal liberation)・「闘牛廃止」 世界の動向 ・日本の「食文化」とイルカ漁 テキスト:  CNNニュース記事:  “Colombia’s parliament has banned bullfighting - leaving just seven nations that still permit it” 参考資料:

映画『いまを生きる』

LA 101では、時に応じて、映画を題材に取り上げています。 今週は、ちょうど受講生が視聴したこともあり、このタイミングで、トム・シュルマン監督の『いまを生きる』(原題 Dead Poets Society 1989)を取り上げました。今は亡きロビン・ウィリアムズの名演で有名な作品です。 LA 101では、「人文知」でもってこの「名作」をどう評価できるか、解説&小ディスカッションを行いました。 <リベラル・アーツの学び>との関連で言えば、例えば以下のような視点を、作品解釈

LA 101 小論文の課題

LA101 直近の小論文の課題(オリジナル)です。 今回は、「環境倫理」を主題とするICUの過去問「ATLAS 2015」を扱った流れで、次のような課題を設定しました。

「LA 101」 June Week 3

June Week 3前半のクラスでは、引き続き「環境倫理」を主要テーマに、次のようなトピックを扱いました。 テキスト: ICU過去問 「ATLAS 2015」 ①「人間中心主義」から「自然中心主義」へのパラダイム転換・ウルリッヒ・ベックの功績 ・「権利」概念の拡大 ・ピーター・シンガーと「種差別」(speciesism) ・「ディープ・エコロジー」 ・ジェレミー・ベンサムと「功利主義」 ②水俣病・石牟礼道子と『苦海浄土』 参考資料:「MINAMATA」、「水俣曼荼

「LA 101の車窓から」 June Week 2

June Week 2のクラスのホワイトボードの一部です。

「LA 101」 June Week 2

June Week 2後半のクラスでは、次のような内容を扱いました。 ①1830年「七月革命」 & 1848年「二月革命」 June Week 2前半に「フランスの植民地主義」を取り上げました。その流れでフランス近現代史の重要な事件として、「七月革命」と「二月革命」、ヨーロッパ諸国への波及にスポットを当てました。 ・『共産党宣言』と「科学的社会主義」 ・「ゲバルト」(暴力)と革命(カミュ、サルトルの見方)  参考資料:『早稲田の杜 〜 彼は早稲田で死んだ』 ②サルト

「LA 101」 June Week 2

June Week 2前半のクラスでは、次のような内容を扱いました。 ❶3人の作家たち (Week1に扱った岡真理のテキストに関連) ガッサン・カナファーニー プリーモ・レーヴィ トニ・モリスン ・資料:ICU 過去問「人文・社会 2017」の抜粋  トニ・モリスンの作品への言及があります ・同じく言及されている、ハリエット・ビーチャー・ストウ『アンクル・トムの小屋』と蔑称「Uncle Tom」について ❷フランスの植民地主義・ドラク

「LA 101の車窓から」 June Week 1

June Week 1のクラスのホワイトボードの一部です。

「Liberal Arts 101」 June Week 1

June Week 1 後半のクラスでは、次のような内容を扱いました。 「芸術作品の鑑賞」◉2つのキーワード ①「カタルシス」(chatarsis) ②「パスティーシュ」(pastiche) ◉「ラプソディー」とは何か? ・ホメロスの叙事詩 ・QUEEN「ボヘミアン・ラプソディー」について ◉宮台真司「損得抜きの微熱を求めて」(朝日新聞 2019.2.6) クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディー』が日本でも大ヒットし、一種の「社会現象」となったのはなぜか?その

「Liberal Arts 101」 June Week 1

Week 1前半のクラスでは、次のようなトピックを扱いました。 ①ICU 2012年 4月帰国生対象 小論文   テーマは「疑似科学・験担ぎ・迷信」です。 クラスでは、作成した解答を発表してもらい、ディスカッションを行いました。 取り上げられた事例は、例えば、 ▶︎「流れ星は吉兆」、願い事が叶う ▶︎「サンタクロース」 ▶︎ GABAチョコレート ▶︎「水の伝言」 ★参考サイト:  UCバークレー「Understanding Science」 「科学とは何か」を総