私の推し遍歴②小学生編


⑦棗慎/天上天下(小3くらい〜)

父がとにかく格闘技物が好きだった。
その影響で、タイガーマスクやあしたのジョー、リングにかけろ、などを見ることになるが、その中で私にクリテリウムヒットしたのが棗慎。
本作ヒロインの棗真夜、棗亜矢の兄。
普段は気さくで腕っぷしも強く、慕われる兄貴分なのに、真夜が絡むとおかしくなる…この作品でギャップ萌えに目覚めてしまった。
慎のヤンデレ要素を亜矢も引き継いでるから棗家のDNAよ…。
あと大暮維人先生の絵が大好き。
特に過去編の、光臣と文七、五十鈴絵美も好き。
OP、EDともに神曲。


⑧谷本夏/史上最強の弟子ケンイチ(小4)

これも父の趣味。
棗慎の登場によりギャップ萌えに目覚めた結果、谷本夏に迷いなくドボン。
学校では王子様キャラなのに、裏では口が悪く人を信じない厭世家の武術家。
信じていた人間に裏切られ、妹を病で亡くし、妹が最後に託した「お兄ちゃんは絶対負けないで」を胸に戦う強い男。
ほのかちゃん(主人公の妹)が自身の妹に重なる部分もあり、なんやかんや受け入れている。
口は悪いけど不器用な優しさが垣間見える瞬間が最高…!!


⑨山本武/家庭教師ヒットマンREBORN!(小4)

天然で優しく頼りになる皆の山本…。
山本の笑顔でどれだけ救われたか。
割と本編が殺伐としてても山本が出てくると和む気がする。
野球大好きで、野球のために手を庇って戦うも、友達のためなら手を差し出す男…ズルい。
滅多にキレないから、「それは穏やかじゃねえな」ってブチギレ顔の山本見たとき衝撃と同時にときめいた。
未来編の落ち着いた山本もよかった…。
そして当時リアルタイムでコミックスを読んでいた私は、どうしても未来編の続きが読みたくて母に頼み込んで本屋に連れて行ってもらった。
少年マンガコーナーを探しても次巻が全く見つからない。
次巻はまだ発売されていないから当たり前である。
落ち込む私を見て、母は次に大型書店に連れて行ってくれた。
当たり前にそこでも見つかるはずはない。
すると別のコーナーを見ていた母が、「探してる本あったよ!未来編って書いてる😊」と満面の笑みで1冊の本を持ってきてくれた。
コミックスよりサイズが大きくて分厚かった。
でもこれが次巻であると疑うこともせず、私と母はるんるんで会計を済ませた。
助手席でビニールを破いて早速中を開くと、私の知っているリボーンとは全く違う話だった。
母が「見つかってよかったね!面白い?」と聞いてきた。
正直内容は半分以上理解できなかった。
でも母の気持ちを蔑ろにする訳にもいかず、「面白いよ!連れてきてくれてありがとう」と口にした。
母はマンガもアニメも全く見ない人なのでオタク文化に関する知識が0だった。
私は母のお金でリボーンの未来編同人誌を手にしたのである。
大人になって読み返すと、笑いあり涙ありラブありの素敵な本でした。
間違ったのがきっかけだけど買ってよかったです。
今でも本棚に大切に保管してあります。

⑩XANXUS/家庭教師ヒットマンREBORN!(小4)

気高いXANXUSの生き様が好き。
才能も知力も持っているのに、血統に阻まれ、義父の愛を疑い深く消えない傷を負う…あんまりだよ。
二丁拳銃使うXANXUSかっこよすぎた。
要所要所で助力してくれるところも好き。
幸せになってほしいと願いつつ、XANXUSなら自分の力で未来をもぎ取れそうな気がする。

⑪γ/家庭教師ヒットマンREBORN!(小4)

アリアへの愛、ユニへの愛、全てがいじらしい…。
哀愁のある色男はズルい。
最後ユニを1人にしなかったの泣いた。
ユニが最後笑顔で本当によかった。
ユニもγも幸せになってほしい。
もっとこの2人や太猿、野猿の日常を見たかった。
幻騎士…なんてことしてくれたんや!

⑫黒乃胡夢/ロザリオとバンパイア(小5)

サキュバスの女の子。
主人公に助けてもらってから生涯の伴侶として、押しかけ女房的にグイグイいく。
実直で可愛い。
正ヒロインじゃないから結ばれることはないんやろうな、って最初から分かってたけど辛かった。
普段は図々しいのに、大事なときは自分より相手の気持ちを優先してしまうところがいじらしくて好き。
特に好きな話は、チャーム(魅了)を事故で主人公にかけちゃって、主人公が胡夢ちゃんにメロメロになる回が好き。
お願いして好きって言ってもらうんやけど、棒読みに「スキダヨ」とか言われて胡夢ちゃんがボロボロ泣くの。
主人公のことは大好き。でも友達のことも好き。
サキュバスにとって好きな人から愛されない=力の枯渇で死ぬ、やから胡夢ちゃんにとっても死活問題。
でも本心から好きって言ってもらわないと意味がない、そう気付いて晴れやかに「好きにさせるから」って宣言した胡夢ちゃん健気すぎる。
私が幸せにしたい。

⑬姉ヶ崎寧々/ラブプラス(小5)

好きなバンドマンがラブプラスの話をしていたので、私も気になって親に買ってもらった。
親は「ほんまに欲しいの?」と何度も念押ししてきたが、なんとか押し切った。
最初は高嶺愛花ちゃんどタイプ!とか思っていたのに、いつの間にか寧々さんに鞍替えしてた。
嫉妬する寧々さん可愛い…。
年上ムーブで甘やかしてくるのもズルいし、かと思えば幼く拗ねたり驚いたり。
学校にひよこクラブ持ってきたりする重さも好き。
皆口裕子さんの声の癒しパワー半端ない。
ただスマホアプリ版をプレイしたときに、私が好きになった寧々さんの性格は、寧々さんが昔好きだった年上の男のために背伸びした姿って知った瞬間、ショックでアプリを消した。
10年越しの真実に、未だに傷が癒えていない。
寧々さんのことは今でも大好き。
でも他の男の影がチラつくのは嫌すぎる!
過去ごと愛せない心の狭い女でごめんね…。

⑭阿良々木暦/物語シリーズ(小5)

父がTSUTAYA借りてきたのを偶々見た。
小学生にはちょっと内容が難しかったけど(ひたぎのお母さんの件など)、言葉の羅列の面白さにどっぷりハマる。
阿良々木くんの優しさと自己犠牲の精神が好きすぎた。
モテる男ってより一層魅力的に見える。
ここで初めて声優に興味を持ち始めた。
神谷さんの声にハマってパソコンで神谷さんの出演作を紙に書き出して、片っ端からレンタルした。
でも言うて子どもなので、レンタルしたことに満足して結局2本しか見ずに返却した。
その頃からキャラソンも聴き始めた。
モノクローム・ファクターの賢吾verの「AWAKE〜僕のすべて〜」は毎日狂ったように聞いた。

⑮千石撫子/物語シリーズ(小5)

とにかく可愛かった。
見た目と声と序盤のモジモジ具合が見事に刺さった。
恋愛サーキュレーションを初めて聞いたとき衝撃を受けた。
本気で脳が溶けると思った。
次の日わざわざ友達を家に呼んで聞いてもらったら、友達もドハマりして2人でずっと歌っていたのが思い出。
どのヒロインのOPも全部神ってた!
もうそう♡えくすぷれすも好き。
病んだって結局愛しい。

⑯鑢七花/刀語(小5)

人間らしい感情を持たなかった七花がとがめとの出会いによって、人としての感情を得ていく姿が素晴らしかった。
2人で幸せになってほしかった。
他の誰でもなく、七花ととがめだったからこそお互いにとってかけがえのないものを得ることができたんだと思う。
最後の七花無双、悲しいけど好きです。
お姉ちゃんとの関係も好き。
父と見てたから、お色気シーンが若干気まずかった。

⑰諸星あたる/うる星やつら(小5)

父が高橋留美子先生が好きで、勧められて読んだら面白すぎてびっくりした。
習い事の進級のご褒美に、コツコツうる星やつらを全巻揃えた。
らんま1/2、めぞん一刻、人魚の森、境界のRINNEは読んだのに、犬夜叉を読んだことないのが不思議。
あたるは女たらしだけど、本命にだけは素直になれない究極のツンデレ。
そんな不器用な愛にちゃんと気付いてくれるラムちゃん尊い。

推し遍歴小学校編はここまでになります。
最後までお目通しいただきありがとうございました!









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