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ある日突然、自分の考えが変わるとき

あることがきっかけで、突然自分の考えが変わったことがありませんか?

たとえば、前までは赤色が好きだったけど、相手の影響で青色も好きになったとか、結婚する気なかったけど、好きな相手ができたから結婚したなどいろんな理由が存在するんじゃないでしょうか。

だいたいの人はあるんじゃないかと思います。


私の考えが突然変わったものは、子どもを産むかどうかの選択でした。
現在、子どもを産まない選択をしています。
きっと変わることはないでしょう。

結構大事な選択ですよね。
文字にすると人生の中で大きな選択をしたんじゃないだろうか。
そう感じますね。

じゃ、自分の考えが変わったってことは、子どもを産む選択をしていたということになります。
どうして変えたのか。
それをこれからお話します。


はじめに、子どもを産みたいと思うのは漠然とした気持ちでした。
特に小学生や中学生、高校時代は姉の「子どもは3人いると楽しそうだよね」そんな言葉を真に受けて、普通に結婚して子どもを産むということが当たり前だと思ってました。

あとはアニメの影響もありますね。
しあわせの象徴が、家庭を作るものとして描かれていることが多かったので。

お母さんが朝ご飯を用意してくれていて、お父さんは新聞を読みながら食べている。そこに主人公が「寝坊した~」とか言いながら2階から下りてくるシーンが印象的な感じ。

単純に、ヒロインと主人公が結婚して子どもが生まれてしあわせに暮らしましたとさ、みたいな話だったり。

ちなみに、当時のドラマはドロドロしたものが多く、家庭の幸せな生活みたいな表現をされているシーンを覚えてないですね。

そんな環境だったからこそ、当たり前に結婚して子どもを産むという漠然とした考えでした。

ところが高校を卒業し、小説を学びたくて専門学校に通っているうち、
「このまま私は結婚もせずに人生を終えるかもしれない」と思ったんです。

その間に、姉は結婚し、子どもが生まれました。

姉妹の子どもなので、かわいく感じるかと思えば、普通だったんです。
なんかショックだったことを覚えてます。

もう一人の姉もいるんですが、そっちはかなり喜んでて、自分との温度差が半端なかった。

そして気づいたんです。

あれ、私・・・実は子ども嫌いなんじゃない?


びっくりしましたよ。
自分が思っている以上に子どもが苦手。

よく考えると、思うことがあったんですね。
泣いてる子どもがうるさくて嫌いとかじゃなくて、
汚い自分とか、惨めな自分とか、いじわるな自分とか、そういった自分の悪い部分を見透かされそうな気がして恐かったんです。

赤ちゃんを抱くのも恐いです。
これは落としそうで恐いってことですけどね。
かわいいとは思うんですよ。

そして何より、小説を書き続けたかった私には、子どもがいたらその子どもが可哀そうなことになるって思った。

ただ、いつでもいいからパートナーは欲しいなと考えたんです。
こう、お互いに成長しあえるような相方が。

漠然と考えていたものを、しっかりと考えたときでした。


そんな私ですが、結婚して実際にリンクスとなってからも悩むはめになります。
それはまた、次の記事でお話しようと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございました。


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