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海外で転職するためのステップ

はじめに

これまで海外で何度か転職しました。他の方の参考になればと思い、その経験を書いておきます。
これから海外での仕事を探す人にも役立つと思います。私自身も、もともと純ジャパでふつうに日本で働いたのち、海外の会社に転職しました。

この記事を書いた人のスペック

私のスペックはこういう感じです。

  • 日本国内で10年以上勤務

  • その後海外で延べ10年以上勤務

  • 業務内容はよくあるふつうの事務職

  • 海外での勤務先は、多国籍企業や日系企業現地法人など

同じようなスペックの方や、将来そのようになる方に向けて書いています。

仕事を探す前に

どんな仕事に応募するのか?

そもそも、どういう仕事を探すのか、を明確にします。日本で仕事を探す場合と同じです。
多くの場合、これまでの経験の延長上で探すことになると思います。さまざまな経験の中から、何が自分の強みなのかを考え、その強みを必要とする求人に応募します。

自分の強みの探し方については、さまざまな本に書かれていると思います。私が最近読んだばかりの、こちらの本によくまとまっていました。著者の思いが込められており、心動かされました。

英文CV(職務経歴書、レジュメ)を作る

海外の求人に応募する場合には必須です。たとえ日系企業に応募するのであっても、先方の担当者が日本人ではない場合もありますので、英文CVが必要です。
経験した職務を淡々を記します。日本の履歴書のような決まった様式はありませんが、奇をてらわずオーソドックスなものがいいと思います。CVの例はWordにも入っていますし、検索するとたくさん出てきます。

日本の履歴書にあるような情報はいらない

国によっては、応募者の性別や年齢を聞くことが禁止されている場所もあります。CVにそのような情報を記す必要はありません。
学歴も、最終学歴を記すぐらいです。むしろ経験をアピールするのが重要です。
ちなみに、TOEICの点数とかを書く必要もありません。日系企業でなければ何のことか分かりませんし、英語力は面接で分かってしまいます。TOEIC以外の語学資格も記載不要です。

仕事の探し方

初めに書いておくと、何か素晴らしい秘密があるわけではありません。日本で仕事を探すのと同じです。

検索する

働く国と仕事内容でググってください。たとえば、「カナダ 法務 求人」とか。日本語と英語の両方でするといいです。

LinkedIn

海外では、皆さんよく使っています。
はじめに、自分のアカウントを作ります。そこへ職務経歴をアップしておきます。LinkedIn経由で応募すると、この職務経歴が先方と共有されます。
また、LinkedInであなたの経歴を見て興味を持った企業やエージェントがアプローチしてきます。

おわりに

海外での転職活動は、日本と違い競争相手も多いですし、現地人ではないというハンデもあります。仕事探しには時間がかかります。そんな中でも、自分の強みを必要とする求人を地道に探して応募し続けます。私はそうやってきました。

みなさんの求職活動が成功することを願っています。

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