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聖夜に降り注ぐ無数のHallelujah(ハレルヤ)

ワクワクするホリデーシーズンに聞きたいクリスマスソングをアドベントカレンダーのように1日1曲づつご紹介しているシリーズの5回目。

今日はこちらの曲、”Hallelujah”をご紹介します。
いろいろなアーティストが歌うHallelujah(ハレルヤ)のなかで、わたしが推す2曲を同時に紹介します。

Pentatonix / Hallelujah

ペンタトニックス、言わずもがな、超有名なアーティスト。たくさんのクリスマスソングのレパートリーをお持ちでいらっしゃいます。
1オクターブに5つの音が含まれる音階のことをペンタトニックスケールと呼ぶのですが、まさに5人の歌声のハーモニーが作り出すアカペラは見事です。

特に印象的なのは女性ボーカルのカースティンの力強いパート。ここすごく好きです。

もともとこちらのHallelujahという曲、1984年にレナード・コーエンが作詞作曲した曲。その曲の人気は高く、これまでに300以上のアーティストにカバーされているとか。その中でもわたしが好きなカバーはこちら。

Jeff Buckley / Hallelujah

ジェフの切ない歌声が曲とマッチした最高のカバーだと思います。もともとジェフバックリーの曲と思って聞いてたのもあってこちらの印象が強いです。オリジナルのレナード・コーエンのバージョン、えらいキー低いな!とびっくりした思い出。

レナード・コーエンが手がけた歌詞がまた素晴らしいのですが、彼はこの詞を書き上げるのに何年も費やしたとか。

I heard there was a secret chord
That David played and it pleased the Lord
But you don't really care for music, do you?
Well it goes like this: the fourth, the fifth
The minor fall and the major lift
The baffled king composing Hallelujah

たくさんのアーティストから絶賛されまくりカバーされまくるHallelujah。周囲の人は「カバー禁止にしてはどうか」と提案したこともあったそう。当のレナード・コーエン本人は「カバーされて歌われていることがうれしい」という心の広さ。

こうして未来へと語り継がれた曲が、昔から聞かれているクリスマスソングのようにいつか定番になって行くのかもしれませんね。

本当に良い曲で大好きです!