書く、書くしか、字か、何か

寝る前にまた何かを書こうと思った。近頃は本を読む代わりに書くことが増えた。特にnote強化月間とかそういうわけでもなく、ただなんとなく、書きたくなるのだった。

しかしいくら書きたいと思っていても書くことがなくては仕方がない。さすれば何か、今日あったことでも記しておこうか。
いや、いくら日記がわりのようなこのnoteでも、流石に今日のことをつらつらと述べるのは面白くない。特筆するようなことなど何も起こらなかったからだ。何か事件でもあればいいが、そんなにポンポンと起こられても困る。

かといって時事ネタに走るのもどうか。個人的な心情としてあまり政治的な事や思想を周りに強要（何かを共有しようとした時点で結果的にそうなってしまう可能性も少なくない）したいとは思っていないので、それも控えておこう。

そういえば、と思い出す。中高の礼拝の時に全校生徒の前で言わされる「礼拝の感想」というものがあった。もちろんそれは人それぞれで、たまに「最近思っていること」をいう人もあった。
中学一年生はとにかく右も左もわからず怯え散らかしているのでなかなかそんなことを言い出したりはしないが、心の中で憧れを持っていたりもする。大体「最近思っていることは〜」から始まる、いわば自分語りをするような先輩はなんとなく「センスある人」ばかりだったからだ。

それから１０年近くが経っているが、センスのある先輩が言っていた「最近思っていること」の中にはいまだに覚えているものがある。
簡単に要約すると「どんな分野でもいいから自分が一番になることを探して欲しい」。
6年間の生活の中で、何百回と聞いたはずの礼拝の感想の中で、それだけがはっきりと頭に残っている。

ちなみに、自分が言ったものも一つだけ覚えている。
「日本とハワイって段々近づいてるらしいので、早く日本もあったかくなればいいなと思いました」