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短編

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詩やあまり長くない散文など。
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2023年4月の記事一覧

Dream a dream.

焦って家を飛び出す。腕時計はかなりギリギリの時間を指してる。
そこで目が覚めてそれが夢だったことに気づく。眠い目をこすりながらシャワーを浴びる。ふと、「もしかしてこれも夢なんじゃないか?」と思う。
その瞬間にアラームが鳴った。残念ながら予想は的中。余裕を持って準備をする時間はもうない。

足が痛い。昨日の夜、終電に乗ろうとしたら人身事故で電車が止まっていたせいでどうにか遠回りをして二駅手前の駅まで

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春眠

眠すぎるのだ
日差しは日に日に暖かくなる
春の陽気に包まれて
今日も瞼が重い

今年は桜を見る暇もなく
あっという間に葉っぱに変わってしまった木を
恨めしそうに眺めている

毎日服装を間違えていて
寒かったり暑かったり
小学生の頃はそんなことどうでも良かった気がするのに
今では毎朝天気予報を見たりして
大人のふりをしている

今週はどうにも頭がすっきりとしないまま
木曜までやってきてしまった
爆音

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