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観たいMC・観たくないMC



MC(進行)の人間性

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明石家さんまさんの自分本位のMCのやり方が好きではありません。こんな狡い司会のやり方です。


①分かりにくいフリでせかす。滑ったら説教で笑いを取り、②ゲストのエピソードがウケると即ボケを被せて、さも自分で爆笑を取った区切りにする。


ゲストへ分かりにくい・薄いフリを飛ばします。笑いが起きなければスルーして次へ。誰かの話で爆笑が起これば、そのくだりに間髪入れず自分のボケを被せて笑いが自分で起こったような印象にする、これをひたすら繰り返すのです。


KHさんも、ゲストをリスペクトせず、暖かさと人間味に欠けており…観たいと思えないんですよ。


私が司会を安心して見れるのは、オードリーさんダウンタウンさん上田さんぐらいです。




いいともグランドフィナーレであった事件





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芸人が集結した『いいともグランドフィナーレ』の生放送であった出来事です。限られた時間にもかかわらず、さんまが、他の芸人がウケた下りを全て自分のボケで被せる行為を繰り返した為、浜田さんが登場しガムテープでさんまの口を塞いだ事がありました。


浜田さん、流石だなぁと。


その後も浜田さんは適宜流れを修正し、松本さんは間が空かないように、誰もいかないならボケを入れて場を盛り上げていました。その後に爆笑問題が登場し、今度は太田さんが進行を阻害するボケを繰り返し、相方の田中さんが状況読めと忠告するも止まらず、挙句の果てに、観覧席に座ってボケの野次を飛ばした瞬間、浜田さんが一喝します。


浜田さんがTVでは観た事のないマジのトーンで「もぉええやろお前、なんやねんさっきから!」とキレました。(それを見返して気がついた時は感動しました)


通常は浜田さんがキレると松本さんがフォローのボケをかまします。浜田さんのキレたのをフリに昇華するんですね。これがダウンタウンのコンビ芸の秘密です。


(今回は近くに居たローラが間髪入れず南原さんに天然の発言をして笑いが起き、事なきを得ました)


浜田さんは本当に最後のタモリさんと番組の事を考え進行していたのです。

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浜田さんは、大物歌手でも売り出し中のジャニーズでも、話がやたら長くてオチが無かったら松本さんをドツついたりして笑いに変えます。これも1つの正解だと思います。


自分が自分がの尺の使い方は尊敬されません。MCや司会は番組の事を一番に考え、かつ見ている人も楽しめるよう前に進めるのです。


『笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号』
フジテレビ 2014年3月31日(月)放送より 

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