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小説を書くことで、新しい何かが始まる其の四拾参(43)

恋愛小説を書くことで豊かさを手にいれる、続きです。今日は皆既月食でした。皆既月食 と 惑星食 が同時に見られる、442年ぶりとも言われています。今宵見えたのが、奇跡のような気がしますね。

恋する二人はどこから、この皆既月食を眺めていたのでしょう。都心の高層ビルの窓からよりも、山深い人のいない場所の方がきれいにみえるでしょう。二人は、事前に月の昇る場所と、広い空のある場所を求めて一週間ほど旅に出ます。今回は日本の国内です。雨になったらどうするつもりでしょうか。日本のどこからでも見ることができますから、晴れている場所に移動するだけです。

仕事は一週間くらい休んでも大丈夫。会議や打ち合わせはオンラインで開催。そういう職種ならできますね。月の欠けるのと戻るのには86分。これだけあれば、西鶴を呼んで、俳句1000句ができますね。この時間にモーツアルトを招聘して、オペラを一作書いてもらいましょう。ただ待っているのはつまらないから、藤田嗣治に猫をテーマに絵を書いてもらいましょう。

皆既月食を楽しみながら、終わってしまっても寂しくならないように、俳句の鑑賞会をしたり、オペラの演奏を楽しんだり、素敵な絵をみたりします。人生は深い。また、豊かさは大切なキーワードです。あなたがどんな時間を使いたいのか、誰のために使いたいのか。それを恋愛小説で表現してみましょう。

では、また明日。


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