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指先で包まれる

白い吐息を見て
魔法だよ!
と笑う君を観て
僕は魔法だと思った

雪雲は白く街を包み
眠りを深くしていく

山から見下ろして君は言う
幻想的で素敵だね!
その感性も
僕は素敵だと思った

夜空は僕たちを冷やす

指先から君を感じてる

時間は忘れてしまうけど
この瞬間は忘れない

あぁ
なんて暖かいのだろう

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