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【小説】偽幸の追求

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幸福を求める男はなぜ12人を手に掛けたのか 読んでて気味が悪い作品です。 読んで頂けたら幸いです。 気が向いたらコメントして頂けたら大変嬉しいです。
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2022年2月の記事一覧

【小説】偽幸の追求:「覚醒」part3

「今日は糸井田先生はお休みなので急遽自習にします」
『よっしゃ!』
「各自大人しくしておく様にな」
「大丈夫ですよ、今日はうるさい遠藤もいないんで」
「そうだな」

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          4日間

       静かな自習時間は続いた

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その晩クラス全員の携帯に正体不明のメールが届いた

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【小説】偽幸の追求:「覚醒」part2

おい、あいつの次は誰になると思う?」
「絶対俺は嫌だ、精神病棟に行くくらいなら
 死んだ方がマシだね」
「まじで
 あいつと同じクラスになってから何人目だよ」
「俺この前聞いたんだけど
 あいつ中学の時から
 相当やばかったらしいよ」
「一年の時もやばかったもんねー」
「誰か助けてやればいいのにな」
「じゃあお前が行けば?」
「冗談だって、そんなことしたら終わりだよ」

恐怖は簡単に腐らせる

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【小説】偽幸の追求:「覚醒」part1

3年が経ち高校に入った
私は全てを観ていた

「おい、今度は誰にする?」
「いやー誰でもいいけどよ
 あいつとかいいんじゃね」
「あー〈ーー〉ねー」
「あいつはリアクションがイマイチだからなぁ」
「オサムっちは誰がいいと思う?」
「俺は正直鳴けばなんでもいいよ」
「お前性格わっっる」
「そんな褒めんなって
 おら!!」
「いっっっ、やめて!
 えん…どうく
 うっっ」

笑いと悲鳴が絶えない
ごく

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