仕事は”香り”で変えられる! テレワークにオススメの精油4選
パソコンを開くと、ついネットサーフィンをしてしまう。資料を作りたいのに、子どもや猫が邪魔をしてくる。仕事の時間とプライベートの時間の切り替えがうまくできない…。自宅で仕事をしていると、このような悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの影響で急速に普及したテレワーク。しかし会社のオフィスで仕事をするのが当たり前だった私たちにとって、テレワークに慣れることは容易ではありません。通勤時間がなくなっても自宅での仕事の効率が上がらない。仕事を始めちゃえばできるんだけど、始めるまでが大変。結局自由な時間が増えるわけではない…。
このような悩みをお持ちの方は、テレワークの効率UPに”香り”をプラスしてみませんか?
アロマテラピーで仕事の効率をUP
眠る前にアロマキャンドルを焚いて、ラベンダーの香りでリラックス…。アロマテラピーと聞くと、リラックスしたいときに行うものというイメージがあるかもしれません。しかしラベンダーのようにリラックス作用が強い香りとは逆に、刺激作用が強い香りというものも存在します。そのような香りを上手く使えば、集中力や認知能力がUPし、仕事の効率を上げることだってできるのです。
“香り”が仕事の効率UPに有効なワケ
ところで、私たちはどのようにして香りを感じているのでしょうか。その仕組みを簡単にご紹介します。香りをかぐとき、私たちは空気中に蒸発した香り成分(芳香成分)を鼻から吸い込んでいます。香り成分は小さな分子で、鼻の奥にある嗅上皮という粘膜に溶け込みます。そこで嗅細胞の先端である嗅毛という極細の毛にキャッチされます。ここで香りの分子の情報は電気信号に変換されて、脳の一部ともいわれる嗅球へ伝わり、さらに大脳辺縁系へ伝わることで、においとして認識されます。大脳新皮質は「感じる脳」と呼ばれることもあります。
大脳辺縁系は脳のうち、食欲や性欲といった本能行動、喜怒哀楽などの感情、記憶を司る領域です。大脳辺縁系の外側には大脳新皮質という、知性を司る領域が広がっています。大脳辺縁系が「感じる脳」と呼ばれるのに対し、大脳新皮質は「考える脳」と呼ばれます。私たち人間は他の動物と比べると大脳新皮質が発達しているため、言葉を操り、複雑な思考をすることができます。通常、視覚や聴覚などの感覚器から得た情報は、まず「考える脳」=大脳新皮質に伝わり、その後で「感じる脳」=大脳辺縁系に伝わります。しかし五感の中で嗅覚だけは、「考える脳」=大脳新皮質を経由することなく、上で見たように「感じる脳」=大脳辺縁系に直接届けられます。これが嗅覚の特徴で、「感じる脳」、つまり感情に直接働きかける力をもっているのです。そのため、嗅覚を刺激すれば、瞬時に気分転換を行うことができるのです。
テレワークにオススメの精油4選
さて、“香り”が仕事の効率UPに効くということが分かったところで、テレワークにオススメの精油を4種類紹介していきます。精油とは、植物から抽出される、100%天然の芳香物質です。植物が生きていく上で必要不可欠なもので、植物のホルモンといわれるほどパワーが凝縮されています。
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