07/10日記

朝からバンクシー展へ向かいに福岡へ。

自分が印象に残った作品は、
・Shop ‘til You Drop
・Jesus Christ With Shopping Bags
・Festival

https://www.izi.travel/en/246b-banksy-genius-or-vandal/ja#6076-huraingusiyotupa/ja
https://www.izi.travel/en/246b-banksy-genius-or-vandal/ja#f808-huesuteibaru-zi-ben-zhu-yi-wobututubuse/ja

反消費主義・資本主義の考え方に胸を打たれた。
私はメーカーに務めているが、
生み出す製品・商品が本当にお客様のためになっているのか、
ビジネスのためだけに企業活動をしているのではないかと
問われている気がした。

昼食→筋トレの後にサウナで今後の人生の目的について考える。

自分は高校生の頃に何のために生きているのか、何をやりがいに生きていくべきなのかを考えたことがあり、そのときは「人の役に立つ仕事、人から必要とされる人間になりたい」と結論づけた。直接的に困っている人の力になりたいということもあり、当時の私は医者になることを目指した。(浪人を1年してチャレンジしたものの、結局その夢は叶わなかった。)工学部の大学に進学し、大学院へ進学。その頃から私は研究活動における、世界で誰も実現したことがない領域に果敢に挑戦する面白さを感じるようになった。
そして、いつしか私は誰も実現したことが技術を持ってして、世の中に社会に価値(幸せ)をもたらす人間になりたいと思うようになった。技術の適用分野としては、人生の目的を成す要素としてざっくりと「多くの人に影響を与えることができる技術、生活に根ざした技術」に従事したいとし、就職活動を終えて今の会社に入社した。

今年で社会人4年目となり、人生の目的に改めて自分の仕事がフィットしているのかを考えるようになった。4年を経た今、考え直してみると今の私の仕事は人生の目的につながっているようでつながっていない気がすると感じるようになった。
先日のコーチングではこのことを話題に挙げた。
結果、私自身はBigな誰も挑戦したことがない領域にチャレンジすることに対して楽しみを見出しており、人生の目的はあくまで後から副次的につけられたものであったことがわかった。
副次的に作られた人生の目的であったがために、自身の今の仕事はなにか物足りないと感じるようになってしまったのかもしれない。

今日のバンクシー展で得た所感を踏まえ、改めて人生の目的を再定義する。
下記、雑多に書き記す。

「人々に幸福をもたらせるような仕事、技術を生み出すような仕事」消費者に対して直接的に技術を応用して人々の生活の質を向上させたい気持ちは今も変わってはない。それはおそらくB to BではなくB to Cの領域に仕事はある。
今日のバンクシー展を見た上で、消費者に対して本当の意味での幸福をもたらすことの重要性を感じたと同時に、今のこうしたモノに溢れた社会情勢の中で物によって生活の中に新たな幸福を生み出すことはなかなか難しいのではないかと感じた。一般の人達は今の生活が最も進んでいるものとして生活をしているわけで、多少不便に思っていることに対しても「これは仕方がない」ということで妥協しながらも生活しているわけだ。
日常で使っている製品についても、企業側は新しい機能や性質を付与して商品の付加価値を高めていることはよく見られることだが、本当に消費者がそれら新しい機能を求めているのだろうか。別に、機能がシンプルでも安ければそちらを買おうと消費者が感じる程度の技術である可能性も否めない。企業側が商品のラインナップ等をうまくコントロールすることで、消費者が過剰スペックの製品を選ぶように仕向けているのではないかと思うわけだ。

そこで、私は医療関係の分野について少し考えた。
病気を患って苦しんでいる人や身体障害者の方は何も障害を持っていない健康な人と比べて生活に支障をきたしていることが多い。すなわち、そうした方たちの生活における利便性のレベルは広く一般に健康に生きている人たちのレベルまでに引き上げる技術を生み出すことは上記の話よりもっとダイレクトに消費者の幸福度を上げることができる可能性があるのではないかと私は感じた。
ビジネスモデルのやり方次第では先の話のようなことにつながることもあるだろうが、身体が不自由な方が不自由でない生活に触れられる瞬間は何者にも変えられない瞬間であるだろう。そうした瞬間を創り出すことが、自分の人生の目的につながるのではないか。
そして、このような分野に果敢に挑戦することが私の中でいうところのBigなチャレンジになるのではないか
そう考えた。

幸せバロメータ:95/100



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