機能不全家族のヤマダさん。

機能不全家族の元で育った社会人。独身女性。元創価2世。

機能不全家族のヤマダさん。

機能不全家族の元で育った社会人。独身女性。元創価2世。

最近の記事

「創価学会2世に生まれるということ」ー元2世信者ヤマダさん、創価学会を語る①ー

こんにちは。創価学会の元2世信者のヤマダさんです。 両親が熱心な学会員で、選挙活動や布教活動に巻き込まれながら育ちました。 大学卒業を機に完全に学会と縁を切ろうと奮闘し、一時は達成したのですがその後就職先で体を壊し、療養中にあらためて自分の中の「2世として傷付いた子供時代」と向き合いました。 はじめに。旧統一教会に関連する事件や被害が多く報道され、エホバの証人や幸福の科学といった新興宗教の問題も再び注目されています。しかし私の体感として、創価学会への関心は前者の団体に比べて

    • 再スタート:元創価2世のヤマダさんとして。

      改名&再スタート。 お久しぶりです。機能不全家族についてのnoteを書いていたものです。 以前の投稿からだいぶ時間が経ちましたが、最近精神状態が回復してきたので自分のことについて考えて発信していこうと思い再開しました。心機一転改名もいたしました。 今後、ヤマダさんについて。 以前までの記事では自身のことはぼかしながら機能不全家族についての記事を書いていました。これからは私の人生の大きなわだかまりである宗教2世というアイデンティティについて考えを整理していきたいと思ってい

      • 「子供を家の外に締め出すのは虐待?」というアンケートの結果についての考察。

        「子供を家の外に締め出すのは虐待?」というアンケートの結果についての考察。 【機能不全家族について:第1回】しつけと虐待の境界を決めるものは何か。機能不全家族に育った私の見解。 ↑こちらの記事を補足したいな、と思い、先日ツイッター上で以下の様なアンケートを行いました。その結果について、考えてみました。 今回は同じしつけをされても「虐待だと感じる、感じないの差は何か?」を知りたいと思いアンケートを行いました。「された経験が無い。(虐待だと思う。)」が一番多い結果になりました

        • 【機能不全家族について:第1回】しつけと虐待の境界を決めるものは何か。機能不全家族に育った私の見解。

          →【機能不全家族について:第0回】あなたの半径3mにいる『被虐待児』に気付くために必要なこと。ー「親に支配される子供の精神」機能不全家族/虐待と躾/家族の宗教問題…について。 4月20日追記→「子供を家の外に締め出すのは虐待?」というアンケートの結果についての考察。しつけと虐待の感じ方の違いについて、追って考えてみました。 【機能不全家族について:第1回】しつけと虐待の境界を決めるものは何か。機能不全家族に育った私の見解。 「そりゃあ、子どもの頃は親父によくぶたれたけど

        「創価学会2世に生まれるということ」ー元2世信者ヤマダさん、創価学会を語る①ー

          【機能不全家族について:第0回】あなたの半径3mにいる『被虐待児』に気付くために必要なこと。ー「親に支配される子供の精神」機能不全家族/虐待と躾/家族の宗教問題…について。

          【機能不全家族について:第0回】あなたの半径3mにいる『被虐待児』に気付くために必要なこと。ー「親に支配される子供の精神」機能不全家族/虐待と躾/家族の宗教問題…について。→3つ子虐待死事件の署名活動に感じる「インスタントな善意」について、機能不全家族に育った私の見解。 →「インスタントな善意」から「コンスタントな支援」、「償い」について。短編『恩讐の彼方に(菊池寛)』になぞらえて、機能不全家族に育った私の見解。 こんにちは。御厨。と申します。 上記2つのnoteでは、

          【機能不全家族について:第0回】あなたの半径3mにいる『被虐待児』に気付くために必要なこと。ー「親に支配される子供の精神」機能不全家族/虐待と躾/家族の宗教問題…について。

          「インスタントな善意」から「コンスタントな支援」、「償い」について。短編『恩讐の彼方に(菊池寛)』になぞらえて、機能不全家族に育った私の見解。

          先日公開させて頂いたこちらの記事について、お読み頂きありがとうございます。 数日経ち、私自身もう一歩深くこの問題を掘り下げてみようと思いました。 今回は以下の点について私の見解をお話しさせて頂きたいと思います。 ①署名活動に危惧される問題の確認。「見えない被害者(子供達)」「署名活動と判例の問題」「何が善意をインスタントにしてしまうのか。」 ②今からできる「コンスタントな支援」とは。 ③菊池寛による短編小説『恩讐の彼方に』から、「一時的な貢献と長期的な貢献」「罪を償うと

          「インスタントな善意」から「コンスタントな支援」、「償い」について。短編『恩讐の彼方に(菊池寛)』になぞらえて、機能不全家族に育った私の見解。

          3つ子虐待死事件の署名活動に感じる「インスタントな善意」について、機能不全家族に育った私の見解。

          3つ子の一人を死なせた母親に対する署名活動について。 発案者の方が、「反対意見も受け付けている。」と書いておられたので、 いわゆる毒親のもとで育った私の意見を述べさせて頂きたいと思います。とても長い文章になると思いますが真摯に書いたつもりです。あくまで、一意見としての主張です。お付き合い頂けたらと思います。 最近、あまりにも気軽に他人の人生に踏み入ろうとする人が多いのでは無いか、そう感じます。 この署名活動について、整理しますと、概ね署名に賛成する方の意見は、以下のよう

          3つ子虐待死事件の署名活動に感じる「インスタントな善意」について、機能不全家族に育った私の見解。