【痛みを感じる受容器】
痛みはココロとカラダからの緊急のメッセージ。
これ以上無理をすると、物理的にカラダが壊れるという警告としての痛みは、原因を取り除かなければやがて一大事に繋がることもあります。
痛みの刺激は、全身の各所に備わっている受容器の一部、受容体が感じ取り、その情報を受容器が電気信号に変えて中枢に伝える。受容体はセンサー、受容器は発電所
受容器は感じる刺激の種類よって様々な形をしている。痛覚刺激に関係する受容器は大きく分けて2つ。
高閾値機械受容器とポリモーダル受容器と呼ばれるもの。
高閾値機械受容器は主に皮膚上に存在していて、文字通り機械的な刺激に反応します。
画鋲を踏む、カラダの一部を何かにぶつけるといったわかりやすい刺激。
高閾値機械受容器にはこうした機械刺激に反応する受容体がただ一つ存在しています。
一方、ポリモーダル受容器は皮膚だけでなく、筋肉、筋膜、骨膜にも存在し、より多くの刺激に反応する受容体を持っています。
機械刺激だけではなく、炎症などが起こったときに痛みを発生させるブラジキニンやプロスタグランジンといった化学物質、痛みを増強させるATP、組織が壊れたときに分泌される水素イオン、さらに温度といったさまざまな刺激に反応する受け皿がたくさんあります。
比較的共有できるチクッ、ズキンといった場合の痛みは、ほとんど高閾値機械受容器の担当。
共有度が低く、言い難いズーンとした腰の重だるい痛みや、ドヨーンとした肩の張り、こりといった感覚はポリモーダル受容器の担当。
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