ジャンルが繋ぐ糸

縦~の糸~は漫画~~ 横~の糸~はアニメ~~♪
私はどこに出しても恥ずかしくない年季の入った二次元オタクなのですが、はまったジャンルを通じてたくさんの方と交流をさせてもらい、ありがたいことに今も仲のいい友人が複数人います。


最初の出会い

さかのぼること10年以上前、当時私は某ゲームAにドハマりし漫画やイラストを描いては自サイトにアップ、同盟に加入したり日々絵チャで同じくAにハマった仲間とキャッキャッしていました(Twitterやpixivがなかった時代なので古代文明での交流が主だった)

そこで出会ったのがコブラ(仮名)ちゃんです。名前までイニシャルにするとまぎらわしいので「HiGH&LOW」 のキャラの名前をお借りします。
彼女も自サイトを運営しており、仲良くなってからはお互いの日記やweb拍手(古代遺産)にコメントし合ったり一度だけですがイベントを通して実際に会って遊んだこともあります。
月日が経ちAの規模がだんだん縮小し私たちもそれぞれ違うジャンルに移行していきました。この頃になるとTwitterが台頭し始め、幸いなことに交流が途絶えることはありませんでしたが。

さて、Twitterに入る少し前に私がハマっていたのはとある人物のブログでした。???と思われるかもしれませんがゲームでも漫画でもなく実在の人物が友人たちとの日々の日常をおもしろおかしく書いた日記、いわゆる当時の2.5次元と言ってもいいのではないでしょうか。
このブログの存在を知ったきっかけが某掲示板にアドレスが貼られていたからなのですが、同じように認知した方が多かったらしく素晴らしい文才とギャグセンス、登場人物の濃さなどで個人ブログにも関わらず一大ジャンルとなったのです。
そのブログ主もTwitterを始め、あっという間にフォロワーが4桁に達しました。つよい。

ブログ主は自分の影響力の高さを考慮してか特に仲良くしているフォロワーはいなかったのですがリプライでたびたび見る名前が多数あり、村山(仮)ちゃんとダン(仮)さんもその中の一人でした。
特に村山ちゃんはかなり大規模なオフ会を開いたりしてフォロワーの中でも認知度が高く交流も広い存在だったと思います。ちなみに私は陰キャなので誰と絡むこともなくトランペットを眺める子供のように指をくわえてフォロワー同士の交流を見つめていました。可哀想ですね。


チョロさが功を奏す

まぁそれでも楽しい日々を送っていたのですが、ある日やんごとなき理由でブログ主がTwitter、ブログともに休止を宣言。村山ちゃんともダンさんともまったく絡むこともなく、フォローもせずにまたジャンルの波をただようことになりました。

それから月日が経ちボケーっとTwitterを眺めていたある日、おそらく誰かがRTした某アニメBのプレゼンツイートが流れてきました。
そのプレゼンがめちゃくちゃ上手くてチョロ杉チョロ太郎の私はすぐにBに興味を持ち翌日にはブルーレイを予約していたのですがこのツイートをしたのがあの村山ちゃんだったのです。
そして無事(?)Bにドハマりした私のつぶやきから村山ちゃんがフォロー、リプライをしてくれそこから交流が始まりました。

さらにそこから数か月、村山ちゃんが某漫画Cにハマり彼女の影響でまたしても即落ち2コマで私もCジャンルへ。いやチョロ之上チョロ麿すぎんだろ!と思われるかもしれませんが本当に村山ちゃんのプレゼンがうますぎるんですよ!教祖とか絶対向いてるって!
かなり規模の大きいジャンルだったこともあり私だけでなく村山ちゃんの他の相互フォロワーさんも何人かCにハマりその中にはダンさんもいました。


そしてイベントへ…

村山ちゃんから「今度Cのオンリーイベントに出る予定なんだけど、みくさんもよかったら遊びに来ない?」とお誘いを受けホイホイと二つ返事で新幹線のチケットを買いました。
サークルチケットをわざわざ送ってもらったのに遅刻したり(クズ)、一般列と間違えてコスプレ専用の列に並んでスタッフに連行されるなどのトラブルはありましたが無事村山ちゃんのスペースに到着。
初めまして~!とひとしきりはしゃいで、撤収のタイミングで合流を約束し会場をまわって同人誌を買うことに。
お目当てのサークルの列に最後尾の看板を持って並んだのですが何気にこの看板を持つの生まれて初めてだったので感動しました。すぐに女性の2人組が来てバトンタッチしたんですけど。

同人誌を買ってそろそろ約束した時間になりそうだったので村山ちゃんのスペースに戻ると、なんと先ほど私の後ろに並んでいた女性の一人が村山ちゃんと仲良さげに話しているじゃないですか。
お互い「!?」となっているところで「あっみくさん紹介するね。この人ダンさん」

あっああ~~~あ~~~~あああああ~~~~~~??!!!!!

た、確かにダンさんもCにハマってるんだから来るわな!なるほど!と思ったらさらにダンさんから衝撃発言が。

ダンさん「あの、みくさんってコブラちゃんとお知り合いですよね?私コブラちゃんとリアルの友達で…一方的に10年ぐらい前から知ってました

マ!!!!!?????????

なんと私がAジャンルで活動しているときからコブラちゃんを通じて知っていてくださったと言うのです。
後から考えてみるとコブラちゃんのツイートにもたびたびダンさんらしき人が登場していたな、と。
思いがけない点と点が繋がって線になりお互いこんな偶然あるんだね~と感動しました。

note_アートボード 1

図にしてみたのですが全然わかりやすくないし本当にデザインを習ったのか?と言いたくなるような色使いですね。


この記事に出てきた全員と今でもSNSを通じて交流を続けています。
いや~ジャンルが繋ぐ縁ってすごいなという話でした。

ちなみにダンさんと一緒に並んでいたもう一人の女性は別に知人でもなんでもなくそのときにたまたま話をしていただけで、後に小銭がなくて本代を立て替えてもらったそうです。どういうことだよ。

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