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可能性

私は看護師である。

現代は少子高齢化。
受診に来るのは、当然のごとく高齢者が多い。

90歳代で独居、高齢者夫婦2人暮らし、なんて当たり前。
介護されそうな人が介護している、いわゆる「老老介護」も珍しくない。
それは、実にハラハラするような危なっかしさを漂わせている。

そんな高齢者を見て、多くの医療者が
「高齢だから〇〇は難しいのではないか?」と言う。

私たち医療者が、その人の成長の可能性を信じて向き合わなければ、その人は1mmも健康に近づけない。
たとえ、ハラハラするような危なっかしさを漂わせていたとしても。

実際に、90歳過ぎていても自分なりの健康を取り戻したり、病気と上手に付き合うスキルを身につけていく高齢者もたくさんいるのだ。

私は、そこに人間の可能性を感じる。
そして、可能性を信じて向き合えば、何歳になっても人間は成長することを目の当たりにしている。

さて、ここからは、自分への戒めとして言いたい。

自分の限界を自分で決めていないか?
可能性を信じれば、1%の確率で夢は叶うかもしれない。
可能性を否定したら、確率は0%なのだ。



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