見出し画像

先日の体育祭の疲れがやっと抜けた
コミュニケーション×色の専門家MIKUです。

見てただけなのに疲れちゃうのがアラフォーなんですね笑



日常で活かせるNVC


特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。

そんな身近なNVCを今日はご紹介。


「16年越しの気持ちを変えた人」


以前、職場で同僚と、選挙について話をしたことがあります。


昔から、選挙に積極的になれなかった私。

  • 自分の一票で何か変わる気が全くしない

  • 土日はやることいっぱいで、時間が惜しい

  • 立候補者が誰が誰だか、さっぱり


こんな理由で、20歳の時に行ったきり、16年間一度も行ったことがなかったんです。


それを知って、同僚Aさんはこう言いました。

MIKUさん、ダメだよ~。
投票しないと世の中が変わらないよ。
温暖化や戦争を変えていけるのって俺らしかいないんだよ?
もっと真剣に考えようよ!

だけど私の気持ちは変わりませんでした。



それから数年たち…


新たに同僚Bさんと話す機会がありました。


そこで、Bさんは私にこう言ったんです。

僕はね、自分の意見を人に押し付けるのは好きじゃないんだ。
だからMIKUさんに無理強いはしないよ。

だだね、MIKUさんこれだけ聞いて欲しい。
今のままだと、僕らの子供や孫が戦争に行くような時代が来るかもしれない。

僕はそれが怖いんだ。だから投票に行ってる。

もし誰に投票したら良いか分からないなら、白紙投票もまた立派な意思表示なんだよ。
そうやって子どもたちの未来を守れるのもまた、我々大人なんだよね。


私は次の年から、投票に必ず行く人間になりました。


不思議ですよね。行った方がいい、なんて一言も言われてないのに。


Bさんは、もちろんNVCのNの字も知りません。

ですが、NVCのステップである「リクエスト」を無意識に行なっていました。


①自分(Bさん)が大事にしてること『安心安全』『希望』、感情(恐怖)を相手(私)に伝えて

②自分(Bさん)の大事にしてることを一緒に大事にしてもらえるよう、相手(私)にリクエストする。


Bさんのリクエストを受けて、私も『安心安全』『希望』を大事にしたいと思い、私は「投票に行きたい」と思えたのです。


16年間、一切行く気になれなかった投票に希望を持てたのは、Bさんのお陰です。


たった一瞬の会話で、大きく私の価値観は変わったのでした。


こうやって解説すると大層なことに聞こえますが、あなたももしかしたら、NVCの会話をしてたりされたりしてるかも。


つまり一番大事なのは…

NVCを学んでいるか?ではなく、
自分や相手といい関係性
作りたいと思えているか。


あなたの周りで「優しい気持ちになれた瞬間」があれば、それはきっとNVCが自然に起こっていたかもしれません。


まとめると


NVCは学ばないとできないことではありません。

自然に起こることもあります。


人が優しい気持ちになるとき、自然と心が動いたとき。

そこにはNVCがこっそり存在していたかもしれませんね。


<不登校のお子さんの将来が不安なお母さんへ>
NVCをベースにした電子書籍を無料プレゼント中!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?