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ガーデンルートとルート62、アフリカ大陸最南端をまわる、かけ足ウェスタンケープ旅🍂

日本から遠くて、古い「るるぶ」と「地球の歩き方」しかガイドブックがなくて、情報が少なくて、治安が悪くて。でも一度は行ってみたい南アフリカ旅行が身近に感じられるように、実際の旅程を紹介しています。

誰かの参考になりますように~!

■期間:5泊6日(ゴールデンウィーク)
■メンバー:私と夫
■旅の概要と希望
 ・アフリカ大陸最南端に行っておきたい
 ・ガーデンルートに行ってみたい
 ・カンゴー洞窟に行きたい
 ・ロバートソンのワイン列車に乗りたい
 ・紅葉が見たい
■移動手段:レンタカー(5日間)

では、行ってみよー♪


1日目/ガーデンルートを東へ100kmドライブ

[午前]
家を出発してダーバンのキング・シャカ国際空港へ。お昼前に国内線 Cem Air のフライトに乗ります。
小さい飛行機なので機窓から海岸線がよく見えました。

たぶんナイズナ

[午後]
定刻より50分も早くジョージ空港に到着!
レンタカーを借り、まずはプレッテンバーグに向けて出発です。

PAUSE COFFEE
隣のコンビニには、ジョージデザインのエコバッグが販売されていて、まだ着いたばかりなのに即購入。道を挟んで反対側には、南アフリカで開催されたワールドカップで日本代表が滞在していたリゾートホテル Fancourt があります。
南アフリカで開催されたサッカーワールドカップのときに日本代表が市民を招待して公開練習を行った Outeniqua Park スタジアム。普段はラグビー場なのに、このために芝を張り替えて歓迎してくれたようです。感謝。
Knysna Heads
インド洋とラグーンを隔てる2つの大きな断崖が向かい合っている展望スポット。日が傾いてきたのでヨットハーバーがより優雅な雰囲気に見えます。
南アフリカデザインのテキスタイルブランド MUNGO の工場。閉店間際に到着したので買い物は諦め、翌日にリベンジすることに決定。

[夜]
南アフリカのライフスタイルマガジンで紹介されていた、高台に位置する Sky Villa Boutique Hotel に宿泊。本館はお高いので、Booking.comのセールで1泊10,000円/1部屋ほどだった別館を予約したところ、なんと本館のお部屋にグレードアップされていました。感激!!

夕焼けをたっぷり堪能したあとは、せっかくなのでディナーもレストランで。

2日目/自然が作り出した絶景と200km超ドライブ

[午前]
ホテルで日の出や朝ごはんを存分に楽しんで、再びMUNGO へ。稼働している工場を見学し、店員さんに似合う色を選んでもらって購入し、大満足。
まだまだ東にドライブし、東ケープ州のチチカマ国立公園へ。河口に架かる吊り橋の景色が有名で、絶景プロデューサーの詩歩さんも選んでいた場所です。

[午後]
チチカマで1時間程度のハイキングを楽しみ、西に戻ります。途中、州境に架かるアーチ橋を一応見てからナイズナに向かいます。
ナイズナは牡蠣が有名で、7月にはオイスターフェスティバルが開催されるほど!ウォーターフロントにある眺めのいいレストラン O Pescadore で牡蠣とシーフードの前菜盛り合わせセットを注文。食べ終わったらこの日の宿、オーツホーンを目指します。

[夕方]
立ち寄った Dolphin Point からは、東側のビーチ、西側の廃線鉄橋が見渡せます。ジョージからオーツホーンまでは、いくつもの峠を超える景勝ルート。なのに真っ暗でなにも楽しめず、、、、、無事にオーツホーンの宿泊先 Hlangana Lodge に着きました。

3日目/アフリカ最大級の鍾乳洞と世界一のオリーブオイル、ルート62を300kmドライブ

[午前]
朝ごはんはホテルで。ダチョウの町オーツホーンらしく、朝食のソーセージはダチョウ肉!
10時からはカンゴー洞窟のガイドツアー。管理されている鍾乳洞としてはアフリカ大陸最大規模で、観光客が入れるエリアは、全体の4分の1程度だとか。大きく開けたホールではガイドさんの歌声が響いてコンサートに参加したような気分でした。

[午後]
オーツホーンから30分程度の場所にある De Rustica オリーブオイルファームでオリーブオイルテイスティング。ここのオリーブオイルは、2023年の"オリーブオイル界のアカデミー賞"で世界一になりました!!スペイン以外の国のオリーブオイルが世界一になるのは史上初だそうです。11時からは工場ツアーがあるそうですが、時間を知らなくて参加できず…無念。夏には収穫体験もできるみたいです。

そして、ルート62をひたすら西へドライブ。宿泊先のロバートソンを目指します。

[夕方]
この日の宿泊先 Mo & Rose にあるレストランも人気みたいでしたが、中心部にあるワイナリーが運営するレストラン Four Cousins Restaurant で夕食を。ワインだけでなくビールなどペアリングのメニューがたくさんありました。

4日目/土曜日限定! 蒸気機関車でワインテイスティング

[午前]
ホテルで朝ごはんを食べたらロバートソン駅へ。
私としてはこの旅のハイライト、ワイントレインに乗車です!!

[昼]
2023年9月に開始したロバートソンのワイントレイン。ロバートソンにある3つのワイナリーが各車両にカウンターを出していて、ワインの希望を伝えたらグラスに注いでくれます。公式サイトには9種類と書いてありましたが、チケットがあるわけではないので何杯でも飲めそうでした。車内で使えるバウチャーを使って気に入ったワインをボトルで購入して車内で飲んだり持ち帰り用にケース買いしたり、追加料金でピザやチーズなどのおつまみ、クラフトビールを買うこともできます。後日オンラインショップで使えるクーポンももらえます!

途中、ワイン畑に降りられる時間があり、なにかと思えば機関車が汽笛を鳴らしながら行ったり来たりする様子を撮影する時間でした!そして折り返し地点で蒸気を作るための水がなくなり、給水車や電源車がやってきて2時間足止め。4時間の予定が、なんと6時間の乗車体験になりました。

スマホや貴重品を席に置いたままワインやデリを買いに行ける治安の良さ

私は列車旅が好きなので、ワインを飲まずとも列車に揺られながら車窓の景色を眺める時間は至福の時間でした…♡

[夕方]
紙カップのデザインがかわいくて気になっていた Ou Meul Bakery and Cafe へ閉店間際に駆け込み、コーヒーとクッキーを購入。この日の宿泊先 Cliff Haven Guest House へ向かいます。

5日目/アフリカ大陸最南端へ到達!

[午前]
ついに、アフリカ大陸最南端のアガラス岬へ!
強風/暴風で有名ですが、この日はなんと穏やかな風!天気もよく、整備されたボードウォークからは多肉植物や小さな花を観察できます。

海をいれると文字が入らない。笑

[昼]
お昼は週末限定の Elgin Railway Market へ。アールデコ調のりんご倉庫を改装した屋内マーケットで、窓からは太陽の光がたっぷり入って教会のような雰囲気。

[午後]
ケープタウンに向かう途中のサーローリーズ峠を超えてホテルにチェックインしたあとはプロテア探しのドライブへ。チャップマンズピークと並ぶ絶景ドライブルートのクラレンスドライブを走ります。道路脇にはたくさんのプロテアの木が!休憩スポットで車を降りたら、間近で見ることができました。

6日目/秋の気配を感じるステレンボッシュを散策

[午前]
朝からステレンボッシュへ向かいます。2023年11月にオープンした Montreal Coffee + Bagles へ。ここはアイスドリンクを注文すると缶フタにしてくれるユニークなカフェ。平日だからか、パソコンを開いて仕事をしているお客さんが多かったです。

[昼]
チャーチストリートやステレンボッシュ大学の周りを散策。学生で賑わうカフェが並ぶ通りや、黄色に色づき始めた並木道など、こんな学生生活を送りたい!と思わずにはいられない雰囲気でした。

[午後]
ステレンボッシュをあとにしてケープタウンの空港へ。
LIFT でダーバンに戻ります。

機内で食べた VADAS のエッグタルト

[夕方]
無事に帰宅。お疲れ様でした!!

今年は暖かいからか、ステレンボッシュの紅葉は物足りない感じでした。2年前のゴールデンウィークは、真っ黄色の並木道がとってもきれいでした🍂
ケープタウンでTOP3に入るエッグタルトVADASのカフェがステレンボッシュにあり偶然見つけたので即買い。おすすめです。

おまけ

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