リーディングスキルを伸ばすには多読!日本でも話題の洋書4選
こんにちは!
みなさんは最近読書してますか?
私は月によってまちまちなのですが、基本的に読書は結構するほうだと思っています。
アメリカにいたときも、寝る前の1時間は必ず読書をするようにしていました。当時大学院に通っていて論文の読み書きが基本の毎日だったため、まさに活字漬けの生活でした。
最初は英文を読むのに多くの気力と労力を費やしていましたが、だんだん気力を使わなくても洋書が読めるようになってきました。
2年も経つと費やす労力もだいぶ減ってきて、TOEICのリーディング問題も時間に余裕を持って取り組めるようになりました。
私がTOEICだけでなく日頃から英文をスラスラ読めるようになったのは、多読のおかげです。
今回は、洋書を使ってリーディングを強化したいという方に、日本語にも翻訳された話題の洋書を紹介します!(ネタバレはないので安心してください)
日本語版も出ている話題の洋書4選
Lean In: Woman, Work and the Will to Lead (邦題:リーン・イン)
難易度 ★
言わずと知れたフェミニスト本。女性のキャリア形成を妨げるもの、またそれを乗り越えていく方法とマインドセットがデータや著者自信の経験を交えて書かれている、キャリアを積みたいすべての20代30代に性別問わずおすすめしたい本です。男性の方も今まで見えてこなかったものが見えるようになると思います。
単語の難易度も高くなく、語りかけるような文章で読みやすいです。私は新卒で入社したとき、つまり大学院に入る前にこの本を読了しました。
The Third Door: The Wild Quest to Uncover How the World's Most Successful People Launched Their Careers (邦題:サードドア)
難易度 ★
当時大学生だった筆者が、起業家やセレブと会って成功の秘訣を聞き出し本を出版しようと奮闘する自伝的ビジネス書です。
ビジネス書といっても筆者の一人称で語られる臨場感たっぷりの文章で、映画を観ているように読書ができる作品です。常識を覆すような筆者の行動力に胸が高鳴り、ついつい続きが気になってしまいます。
文章も会話やカジュアルな表現が多く、辞書なしで楽しめる一冊です。
The 7 Habits of Highly Effective People (邦題:7つの習慣)
難易度 ★★
こちらも、日本でも非常に有名なビジネス書ですね!日本語で読んだことがあるという方も少なくないかもしれません。タイトルの通り、成功者の思考や行動についてまとめられている作品です。
抽象的な概念が説明されていますが、語彙レベルもそこまで高くなく、完全に新しい考えというわけではないので難易度はそこまで高くありません。日本語ですでに読んだことがある方は問題なく読み進められると思います。
Educated: A Memoir (邦題:エジュケーション 大学は私の人生を変えた)
難易度 ★★★
著者タラ・ウェストバーさんの自伝です。教育や医療を信じていない独自の価値観を持つ両親の元で育った著者は、17歳になるまで学校に通うことができませんでした。そんな彼女は独学で大学へ入学し、学士、修士、博士と素晴らしい学歴を積んでいきます。教育を通じて知識と教養を身につけることで、彼女の人生が大きく変わっていく様子が描かれています。
自伝ということもあり、情景描写などの細かい表現や学習者が普段目にすることの少ない語彙が多く全体的に難易度が高めです。私もこの本を読んだ時は難しいと感じましたが、この本を通じてアメリカ文化の見えづらい一面を学ぶことができ、なにより筆者の体験は思わず目を見開いてしまうような驚きに満ちています。
上級者の方にはぜひ挑戦していただきたい一冊です。It's worth a shot!
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いかがでしたか?どれもアメリカでもとても人気の作品ばかりなので、みなさんもご存知のタイトルがあったかもしれません。
私も日本に帰ってきてからは洋書を読む機会もめっきり減ってしまったので、これからは意識して洋書も読むようにしたいと思います。
面白い本に出会ったらnoteでも紹介していければと思います。
みなさんも日本語でも英語でもおすすめの本があればぜひ教えてくださいね!
【おまけ】多読のベネフィット
①語彙が増える
一般的に、一つの単語を覚えるにはその単語に文脈の中で何度も出会う必要があると言われています。文脈の中で単語を学ぶので、定着率も上がります。本は単語力強化にも効果的なツールなんです。
②読む速度が上がる
背景知識があまり必要ないTOEICのリーディングにおいては、読む速度が非常に重要になります。読む速度を上げるには、単語の認識の速度を上げる必要があり、それには多読が有効です。英文に慣れると、本がスラスラ読めるようになります。
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