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私がアメリカで学んだ仕事術

みなさんこんにちは!
語学オタク英語講師のMikiです。
4月からの新生活、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

新年度が始まって新しい学校や職場、部署やチームなど生活に変化があった人も多いかと思います。
Change is the only constant. (変化は唯一の不変である)というように、私たちの生活や世界は常に変化し続けています。
新生活は気持ちを新たに、背中をピッと伸ばして、頑張りたいですね!

今回の記事では、私がアメリカで学んで今でも大切にしている仕事術をシェアしたいと思います。

アメリカで感じたカルチャーショック

アメリカ留学の前にすでにカナダでの語学留学を経験していた私は、アメリカではあまりカルチャーショックを経験することはありませんでした。

が、いい意味で驚かされたことがありました。

それは、
大学構内を何気なく歩いていると、見知らぬ学生から

I love your pants!
(そのズボン可愛いね!)

と言われることが何度かあったこと。

Thanks! と返すものの、
履いていたズボンは日本ではもうすでに流行遅れになっているズボンでした(笑)
ちょっと古いけど、まだ履けるし、アメリカだったら流行遅れでも大丈夫かなと思って履いていたものです。
そんなズボンを褒められたのも驚きでしたし、それをわざわざ私に伝えてくれたのも驚きでした。

他にも、全く面識のないスーパーのレジの人に、Amazonで買った何の変哲もないパソコンケースを褒められたり、

図書館でたまたま通りかかった女の子に日本で作って持ってきていたメガネを褒められたり…

どれもものすごい高級品だったり、とてもお気に入りのものではありませんでしたが、やっぱり褒められると嬉しいもので、なんだかその物にも愛着が湧いてきました。

そして何より、アメリカ人のいいなと思ったことは遠慮なく伝える習慣にとても感銘を受けました。(習慣というより、彼らにとってはいたって普通のコミュニケーションなのでしょう笑)

日本にいると、知らない人に話しかけるということはよっぽどの要件がない限りしないですし、
知らない人の持ち物を褒めるなんてめったにないのではないかなと思います。
可愛いな、と思っても自分の中で完結させてしまいますよね。

私もさすがに日本で知らない人に話しかけて持ち物を褒めることはめったにしませんが、アメリカでの経験を活かして人間関係で心掛けていることはあります。

それは、こんなこと伝えるまでもないかな、、と自分の中で完結していた気持ちを一手間かけて相手に伝えること!

私はこれを仕事でも私生活でも心がけています。

例えば、後輩の仕事でいいなと思ったことがあったら、「◯◯さんの…するところ、すごくいいと思ったよ。私も真似しようかな」と言葉で直接伝えたり、

聞いていたセミナーの登壇者の人に「本日はためになるお話をありがとうございました。私も〜という状況なのでとても参考になりました」などメッセージを送ったり。

いつもお世話になってるチームのメンバーには特に積極的に感謝の気持ちや、ポジティブなフィードバックをどんどん伝えるようにしています。小さな贈り物やLINEギフトもよく使います。

私生活でも、カフェの店員さんからコーヒーを受け取る時に必ずありがとうございますと伝えたり、
いつも受けているヨガのクラスのインストラクターさんに「◯◯さんのヨガ好きです!」と伝えたりしています。

「そこまでしなくてもいいかな」と思う時もありますが、少し迷ったときも必ず実行するようにしています。

情けは人の為ならずという言葉がありますが、相手を褒めることで自分も暖かい気持ちになります。

私が、なんてことないと思っていたズボンを褒められて幸せな気持ちになったように、私たち全員が誰かの1日の小さな幸せになることができるのだと私は思っています。


言語化の大切さ

世の中には色々な仕事術があふれていますが、結局のところ、暖かい人間関係を築くことが何よりの仕事術だと思います。

世の中の求人のほとんどはReferral (紹介)で埋まるそうです。つまり、良い人間関係を構築してきた人ほどチャンスに恵まれるということです。

言葉は使い方によっては武器にもなり得ますが、私は基本的に言語化することは大切だと思っています。

いいと思ったことはもちろん、言いにくいこともしっかり言語化して伝え合うことで人間関係ができていくのかと思います。
特に褒め言葉や感謝を伝えてもらうことは誰にとっても嬉しいもの。それを自分の中で完結させないで、しっかり言葉で伝えることで、暖かい人間関係を作ることができます。

みなさんも、上司、先輩、後輩、同僚、友人家族パートナーなどにどんどんポジティブな言葉を伝えてあげてください!

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