マガジンのカバー画像

キミの歌 〜一人千首〜

975
短歌集。
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

あの時の
エールが今も
効いている
心にしまった
声の御守り

見送りは
いいよと言って
おいたのに
何で来たんや
泣いてまうやん

あとちょっと
もう少しだけ
あと5分
離れたくない
離したくない

ボクたちが
出会う以前の
インスタを
見ながら少し
過去にヤキモチ

雨の日は
朝から天パが
大暴れ
支度に倍の
時間取られる

雨雲の
上には青い
空がある
雲を破って
高みへ昇れ

濡れたくない
傘をさすのは
面倒臭い
以上の事から
外出無しで

頬濡らす
雨の雫が
心地良い
そいえば長く
泣いてないなぁ

この雨は
土に染み込み
川になり
やがて海へと
還るんだよなぁ

雪じゃなく
雨降る季節に
変わっても
ボクの気持ちは
変わらないから