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心地よいリズムで

 前のお二人のコラムを読みながら、自分に照らしかえしてみると、何事にもリズムって大切だよなと思ったりします。
 忙しくなると3人のやり取りするLINEが静かになるという話しですが、静かになっても別に構わないという信頼感があるからこそ、出来ることだなぁという前提はさておき。
 
 なんと言っても本当に忙しくなると、LINEのやり取りは話が盛り上がって時間を取られてしまうので、そのわずかな時間でも睡眠時間や、家事や他の時間に当てないとやってられないという実情があります。なので、そんな時はLINEのやり取りは、お休み。外から見たら休符にあたるのでしょう。本当に肩の力を抜いて休んでいる時もありますが、色々な準備が必要で裏でバタバタしている時もあります。
 そして、やり取りが再開されるときというのは、余裕が出てきたときもありますが、何よりも、相手にとっても自分にとっても必要性が増している時だからだと思うのです。なので、また、そこから会話のリズムが生まれます。それが私にとっても丁度いいリズム感です。
 
 こういうリズム感というのは、人それぞれで、速さも拍数も長さも違って面白いと思います。切れ目なく、単調に同じようなリズムを続けることが良い人もいれば、緩急をつけてリズムをとる方が合っている人もいる。でも、それぞれのパートとリズムがうまく絡み合うことで、心地よい音楽がうまれる。
 
 私にとっての臨床感覚で、大事にしていることの大きな部分は、このリズム感だと思います。テンポの速い人にはじぶんのテンポを速めて合わせることもあれば、逆にテンポを落として、落ち着いたリズムになること目指すときもあります。
 元々、私は人よりワンテンポ遅れがちなのですが、それでも相手や場面によって話すスピード、聞くスピードが結構変わっていると思います。
 人に合わせる時が楽しい時や心地よい時もありますし、自分の元々のテンポでいられる時が落ちつけて良い時もあります。
 
 人に合わせすぎると、どうしてもオーバーワークになってしまいがちなので、ほどよい塩梅というのをもっとうまく身に着けられるようになりたいなぁと思う今日この頃です。
 
 今年の夏は暑すぎて、どうにも体調管理が難しいですね。ライフステージが変わると今までと同じようにともいかなくなってきます。常に微調整が必要ですが、失敗しながらでも、徐々に合わせていければ良いのだろうと思います。
 
                   (K.N)

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