見出し画像

時の過ぎゆくままに

なぜ、こうも時間が経つのが早いのか…。気づけばもう、11月である。

ボーっとしていても、忙しくしていても、最近は同じぐらいのスピードで時が過ぎ去ってしまう。

時は無常である。

時間は平等に流れるとはよく言うが、実際のところはどうなのだろうか?昔、「ゾウの時間ネズミの時間」という本が流行った。時計が刻む時間は平等に過ぎたとしても、時間が経つ時の感じ方は、個々によって違う。

実際、自分を振り返ってみても、子どもの頃の方が時間が経つのが遅かったと思う。ずいぶんと、時間を持て余し、暇だなぁという感覚がとても強かった。

それなのに、大人になり年を重ねるにつれ、1時間ぐらいなら余裕でボーっとしていられる自分がいる。恐ろしい。

ボーっとするといえば、頭や心が疲れているときにお勧めなのが、昼間にボーっとすることである。明るい日差しが入ってくるところで寝っ転がり、寒くなければ窓も開けたりして、転がっていると心地良い。

マインドフルネスは、今、に気持ちを向けて感じないといけないと、つい思ってしまって意外と大変だったりする。そういうものを特に意識しなくても、日差しが入る場所では目を閉じた瞼に明るさを感じ、他にも風の音だったり感触だったり、外を通る車の音だったり、そういったものが自然に自分の感覚を刺激してくる。

なので、それ以上あまり、何も考えずボーっとしていると、ついつい知らぬ間に意識が遠のいちゃってうっかり眠っちゃったりするのだけれど。それがまた、良いんだよなぁと思う。夜の暗闇の中では、つい色々考えだしてしまって、なかなか難しい。雑念が多いんだろう。瞑想には昼間がお勧めです(個人の感想)。

昼寝、最高。

という、結論はおいておいて、とりあえず暇があると最近は、ついスマホを見たりしてしまうので、ボーっとする時間も良いものですよ。何をしていても時間が過ぎるのならば。日中ならばまだ、そこまで寒くない秋なので、外の風に当たりながら、街並みと人波を眺めるのも悪くないかと。
                            (文責K.N)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?