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「キャラクターはどこまで描いて良いのか」という話。

ある時、YouTubeでゲームのキャラクターが動くアニメーションを観ていた。いつも見ているような動画なのに何故か違和感を感じた。「このキャラクターは私達の手でどこまで自由に動かせるんだろう」と疑問に思ったのだ。

その動画の投稿主はキャラクターの作者ではなかった。それでもそのキャラクターが好きで、想像力に動かされて動画を作成したのだ。投稿主について少し調べると、他のSNSサイトにも同じキャラクターのイラストを投稿しイベントで作品の販売もしているようだった。

「好き」の気持ちが人を動かしている。

アニメやゲームなど有名な作品には「二次創作」が数え切れないほど存在している。絵を描く人は、既存のキャラクターを自分の手で描くことでファンとしての満足感を得られる。私も心揺さぶられた作品の二次創作を描くことがよくある。

二次創作をつくる時は、作者が発表しているガイドラインに則る必要がある。しかし先ずは基盤となる著作権について知ることが好ましい。

日本では著作権法として定められている。しかし、例えばその作品がアメリカのクリエイターの創作物なら、アメリカの著作権法が基準になっている場合が殆どだ。因みに二次創作を英語で「Fanart」,「Doodle」と訳すことがあるが、もちろん日本語の「二次創作」とは少し意味合いが異なってくる。アメリカの著作権法もこのようなニュアンスのズレで日本との違いが生まれるのだと思う。こういう時に私はどうしても言語の壁を感じてしまう。理解するためには結局、勉強することが大切なんだと思う。

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