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唐突に目に入った大学ノートに書いた小説

どうも。お久しぶりです。作者の翔田美琴です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今回の投稿は、少し自分の過去の話をしたいなと思ってこの原稿を書きたいなと思います。

実家にいた頃は、インターネット回線が引かれていない頃に、よく大学ノートに小説を書いておりました。そのほかにもゲームや漫画に夢中になって、週間少年ジャンプが発売されるのを楽しみにしていましたね。この頃は、マガジンとかサンデーとか読まなかった記憶があります。その頃に連載していた漫画はるろうに剣心辺りはうろ覚えでも記憶にありますね。

家庭の諸事情もあり、今はグループホームという所で単身独り暮らしをしております。グループホームだから何人かと一緒に住んでいるんでしょう?って違うんですよ。私のグループホームは一言で言えば、レオパレス21みたいな場所です。ワンルームの元社宅だった場所が今はグループホームとして営業しておるのです。ここに引っ越して早2年。多人数との共同生活にとことん向いてない私にとっては居心地はいいです。

で、このグループホームに引っ越す時に手持ちの荷物を随分と断捨離しましたが、大学ノートに書いた通称ネタ張だけはしっかりと持ってきていました。久しぶりに昔書いた作品を読みましたよ。一読者としてです。文章力は確かにこの頃は底辺だったかなと思っていたけど、10年前の自分の作品に何だか懐かしい気持ちと、ああでも根本は変わってないかな……と。

10年前は「犬神家の一族」とか「江戸川乱歩」とか全く興味を抱いておりませんでしたが、この頃はどうも、これらの作品に惹かれる自分がおります。昔の作家は本当にスゴイです。よくそんなアイデア、引っ張りだしてきたなと思います。で、グループホームに住んでいるので必然的に職員さんとかと触れ合う時間もあるんですよね。貴重な時間をありがとうございます。最近知り合った職員さんにも私の作品とかを、自分のアンドロイドで見せたりしているんです。こういうの書いておりまして、と。

そうしたら、翔田さんも(グループホームでは本名で呼ばれておりますが)、江戸川乱歩とか、「犬神家の一族」とかそういう結構やばい世界観が得意ではないの?と言われました。実家にいた時は、確かに「八つ墓村」とか「犬神家の一族」とか母親がドラマ好きでよく観ていたもんです。子供の時は「何が面白いのか…?」と冷めてみてましたが、大人になるとわかるもんですね。この物語のこの人間関係がうわーとか、江戸川乱歩の小説はまだ読んでないけど、映画とかを観て「こういう世界観好きだわー」とか。まだまだ面白い作品沢山ありそうで、そういう作品を私も世に送りだしてみたいなとも感じました。

唐突に話が飛びますけど、今回、実はその大学ノートに書いた過去の作品を添削して改稿した作品を書きました。

リンクを貼っておくのでご興味があれば読んでほしいです。


この『背徳の血族 ~海蛇家の日常~』は私がまだ30歳頃に書いていたオリジナル小説です。もっと言うと、「三つの背徳の果実」の原点とでもいう感じでしょうか?登場人物は全て日本人、舞台は現代。話の内容からして、「昭和」の匂いもあるかもです。

ここで作品中の「海蛇」の綴りについてのひと口解説。「海蛇」とはギリシャ神話に出てくる九つの首を持つ蛇の怪物「ヒドラ」です。ですが、作中では作者は「みずち」と振り仮名を振っております。これは当て字です。「みずち」は日本の水の神様ですね。蛇の姿という説があります。なので作者は「海蛇(みずち)家」と彼らを呼んでいます。大学ノートに書いたのもそうでした。このサムネイル画像の男性は、新作小説の「海蛇家」の当主、海蛇諒(みずちりょう)、47歳。最近知った、オッドアイ(虹彩異色症)の男性です。本来は茶色の瞳なんですけど、右眼だけ生まれつき青い瞳という設定の男性です。

ということで、大学ノートに書いた大昔、作者が書いていた小説を見つけたことで何だかこの記事を書いてみたくなった、翔田美琴がお送りいたしました。ここまで読んで下さりありがとうございます。

オリンピックが始まりましたね。とりあえず楽しんでみようかな。

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