思いが現実を創るとは
「考えている事が現実を創る」とか、「言葉が現実を創る」とか言われているけれど、それってこういう事かな?と思うような話を耳にした。
昔むかしある村の入口に老人が立っていた。そこへ旅をする若者がやってきてこう尋ねた。
「住む場所を探しているのですが、この村はどんな村ですか?」
老人は、「お前さんが以前住んでいた場所はどんな場所だったのかね?」と聞いた。
若者は、「人は不親切だし、環境は最悪でしたので、引越そうと思ってこうして歩いているのです。」
老人は、「この村も、お前さんが居た村とそう大差ないわ。」と言った。
それを聞いた若者は、住む場所を探しに再び歩き始めた。
数日後、同じように村の入口に立っている老人に、別の若者がやってきて同じく尋ねた。「住む場所を探しているのですが、この村はどんな村ですか?」
老人は、「お前さんが以前住んでいた場所はどんな場所だったのかね?」と聞いた。
若者は、「人は親切だし、環境も私に合っていたのですが、色々な世界を見てみたくて」と言った。
老人は、「この村も、お前さんが居た村とそう大差ないわ。」と言った。
すると若者は喜んで、「この村に住みたいと思います!」と言った。
…という話だ。
老人の対応は全く変わらないのだが、若者の考え方次第で結果が正反対になる。自分の持っているものと性質が似ているものが集まるというのは、こういう事なのかもしれない。
愚痴、泣き事、文句、悪口等ではなく、感謝する事、楽しい事、ワクワクする事、面白い事を考えよー🎵と思った話。
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