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二次創作が苦しくなって一次創作へ移ったはなし

こんにちは、mikomaです。
一次創作にどっぷりハマって気づいたら約1年が経ったのですが、それまでは数年前に社会現象を起こした某巨大ジャンルの二次創作を細々と描いておりました。

そのジャンルのTwitterアカウントをバッサリ削除してきました。何も言わずに消しちゃったものですから、ここで一言言わせてください。
仲良くしてくれた皆さんありがとう…
いろいろ濃い4年間でした…

そんなわけで、今回は二次創作から一次創作を始めるようになった経緯を綴りたいと思います。

・巨大ジャンルとの出会い

このジャンルと出会った当時、描き手ではなく見る専でした。pixivやTwitterを開けば神がかった作品の数々を目にすることができて、ものすごく楽しかったのを覚えています。

とある兄弟たちの日常を描く作品のため、どうしてもBLばかりだったその界隈。元々ノマカプ好きだった私はギャグやオールキャラなどの全年齢ものが好きで、自分の読める範囲であればキャラに関係なく読んでいました。

人気作のため当然のようにオンリーも開かれ、これまた当然のように私も会場へ足を運び、好みの作品を買わせていただいたりもしました。

今思うとこの頃が一番純粋に楽しめていた気がするぜ、二次創作…

のちに自分もサークル参加してみたい、と思うようになったのですが、これがある種、創作を楽しむ人間としては酷な日々の始まりだったのかもしれません。

・サークル参加したはいいけど

社会人で資金も何とかあり、安く本が出せるオンデマンドの印刷会社様もあるということで、ジャンルに出会って約2年後の1月にサークル参加を果たした私は、それを機にどっぷりと二次創作沼にハマってしまうのでした。

会場で色々な方と出会い、オンラインでも繋がりができ始めました。

Twitterでの交流は楽しく、寝る間も惜しんで呟き続け、

投稿した絵や漫画に対して、見る見るうちに伸びていくいいねとRTの数字たちにテンションも上がって、また新しく描いてはあげて…を繰り返し、

サークル参加も続けて、本も5冊ほどですが出しました。

そうしているうちに、自分で描いたはずの作品たちは、本当に自分の描きたいもの見たいものではなくなっていました。

本来腐向けは苦手だったはずが、周りの反応がいいからとそっち方面のものを描いてみたり、精神的な繋がりが好きだったはずが肉体的な繋がりを匂わせるようなものを描いていたりと、今思うと無理をしていたように思います。

そして次第に、他人様のキャラを使って評価されることに虚しさを覚えてしまったのです。

二次創作とは本来劇中では描かれない部分についてだったり、こうであったらなぁーという、妄想という名の理想を表現すること。

対して私はキャラのこういうのが見たい!よりも自分の作品を見て欲しいという承認欲求の方が強くなってしまったように思います。

またこう描いたらウケるんじゃないかとか、キャラへの愛よりも創作することに対しての熱の方が上回った結果、いろいろ馬鹿らしくなって、思いきって一次創作をはじめてみたのです。

・一次創作サイコー!!

一次創作用にTwitterとpixivのアカウントを作り、細々と活動しはじめて約1年。
順調に創作活動を続けられています。

月一のペースで更新という決して頻繁とは言えないにも関わらず、見ていただけていることにただただ感謝です(*_*)

自分が1から考えた作品に反応があるって、二次の時にはない喜びなんですね…生きててよかったぁー!と心から思えて、自己肯定感も高まっているような気がします。

もし二次創作をしていて、キャラへの妄想熱よりも創作者として認められたい欲が高まってんな…という悩みがある方は、思い切って一次創作をやってみるのも1つの手だと思います。

この記事で何か吹っ切れた方がいれば幸いです。

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