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保育園の砂場のような大人のお友達とのお付き合い

 ネットの楽しいところは、仕事や学校なんかの普段の生活圏内とまったく違う人と知り合うことができることだな、と折に触れて思います。

 それが、年齢がぐんと離れていたりするとその思いもまたひとしおです。

 仲良くさせていただいているタイタンさんも、推定年齢では私より二周り近く大人の方です(もっと若かったらごめん(笑)タイタンさん大人だからさ、雰囲気が)。

 そのタイタンさんが小説をお書きになりました。

 人生はじめての小説ということです。

 平凡なコンビニ前の風景を非凡な描写力で切り取った短編です。

 風景を無造作に切り取っただけではなくて、そこに独特のタイタンさんの視点があって、なんとも言えない読後感があります。これはもはや習作ではないなと思いました。

 短編では奇想天外なストーリーというよりも、この読後感が大事です。一見するとショートショートの名手の星新一も奇想天外なお話が際立った作家ですが、あのショートショートの傑作群の色褪せない魅力は、やはりその読後感だと思います。

 この作品ができあがるまでに、ときどきほんの少しだけアドバイスをさせていただきました。

 その作業はお互い(そういっていいよね、タイタンさん?)とても楽しいもので、私もこの素敵な小説を一緒に作っているような気分にさせていただきました。

 本当に、楽しい時間でした。

 書き終わって一段落すると、読み直しながらその楽しさが思い出されて、まるで卒業アルバムを開いているような気分になりました。

 卒業したあとにもう返ってこないあの学生生活を懐かしむような感じ。こうして、すごい成果が生まれたけど、もうあの楽しい時間はおわっちゃったんだな、とどっか寂しい感じもしたので不思議でした。

 また、タイタンさんが次回作を書きたくなったら、その時はまたあの気分が味わえるのかな…。

 私もちゃっかりタイタンさんの横に紛れ込み、Vサインでピースしてる卒業アルバムの写真。大事にしますね。

 素敵な作品を、思い出をありがとう。

 タイタンさん…。


PS
2020/03/0820時00分にタイタンさんのnoteに行ったら、私のコメントに対して「処女作なので裸を見られるより恥ずかしい(^^;;」とか書いてる!!

なんか、めっちゃ かわゆいわあ~ ٩(๑>◡<๑)۶💓


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