【子宮筋腫摘出術】退院から2週間 予期せぬ快気祝い
こんにちは、あるいはこんばんは。mikoです
先日、退院してから2回目の診察を受けてきました。
経腟超音波検査で子宮内外を確認。特に異常はありませんでした。出血がないのは良いことですが、生理がまだ復活しないのが気がかり。
手術による創もまだ痛みます。早く体力を戻したくて1日中行動をしていると、翌日のやる気スイッチがゼロになるくらい酷い倦怠感に襲われるのです。
でも、絵に描いたような“安静”を忠実に守ると身体の筋肉を動かさなさすぎるせいか、
重い腰痛を引き起こします。お医者さんに相談してみましたが、原因は不明のようです。
徐々に創が良くなっていく実感は湧きつつも、あまりにも体力と気力の波が大きい日々に戸惑いを隠せずにいます。
そんな私が、入院前から楽しみにしていたことがありました。
【ベルテックス静岡の試合】
ベルテックス静岡とは
バスケはもともと好きだったこともあり、地元にプロバスケットボールチームができたことは小耳に挟んでいる程度だったのですが
昨シーズン最後のホームゲームが開催された日に、勇気を出して1人で観戦に行ったことがキッカケで一気にファンになりました。
当時B3リーグに所属していたベルテックス静岡は、この日の勝利でプレーオフ進出を決めたのでした。
2023-2024シーズン第27節 滋賀レイクス戦
2024年3月23日(土)・24日(日)に控えていた滋賀戦。きっとこの頃には身体がある程度回復しているだろうということを見込んで、チケットを取っていました。
ただ、人生で未経験だった手術の術後なんて想像もできず。1人で行くのがあまりにも不安だったため主人を召喚。
ベルテックス静岡ファンクラブ【VELSTAR】オレンジ会員の特典として頂いた2階自由席のペアチケットが残っていたこともあり、
“無料で行けるなら.....快気祝いも兼ねて!”と主人は経営しているお店を臨時休業にして日曜日の観戦に付き合ってくれることになりました!
滋賀レイクスの強さ
昨シーズンまでB1リーグに在籍していた滋賀レイクスは、B2リーグ西地区のトップを争うチームになっていました。一方、B2リーグに昇格したばかりのベルテックス静岡は今シーズン滋賀レイクスと4試合戦って、1試合も勝てることがなかった強豪チームでした。
アニメ、スラムダンクに例えるなら山王工業と大栄学園が戦うようなものです。
Jリーグに例えると、ジュビロ磐田とヴィッセル神戸が戦うようなものです。
心のどこかで“負け戦は観たくない”と逃げたくなるような思いと、初めてベルテックス静岡を観戦する主人に“勝利で盛り上がる姿を魅せたい”という想いが闘ってました。
【みんなで起こした奇跡】
過去最高の熱気で溢れたアリーナ
この日の会場は、静岡市駿河区に構える草薙総合運動場 このはなアリーナ。
最大収容人数は4,000人と、静岡県内ではトップクラスのキャパを誇るアリーナに集まったブースターは過去最多の3,490人を記録しました!
今まで以上の一体感。それに負けじと滋賀からも、ものすごい数のブースターが集結していました。(ココは滋賀のホームですか?と言いたくなる声量の大きさに尊敬‼︎)
滋賀レイクスのホーム戦も、毎試合3,000人を超えるブースターが集まっているらしいです。すごすぎる・・・
ベルテックス静岡が誕生して5周年の記念企画も同時開催されていたこの試合。5年前にチームを応援していた人達や当時活躍していた選手達は、この光景を想像していなかったのでは?と思います。
今シーズン、ベルテックス静岡が目標としている1試合あたりの平均来場者数2,000人もついに超えることができたようです。
一瞬も目が離せない接戦
相手が相手なだけに、最後まで結果がわからない試合でした。
個人的にバスケの試合がすごく面白いと思う理由は、10点差で負けていても流れが一気に変わって逆転勝ちすることがザラだということです。
サッカー観戦も大好きなので、蔑むつもりはないのですが、サッカーに例えるなら強豪チームに2点や3点先制されていたら....試合の時間帯にもよりますが...もう心のダメージが大きいじゃないですか。。
だけどバスケはわからない。突然、面白いぐらいに流れが変わったりして。まるでアニメの実写版を観ているかのように弱小チームが強豪チームに勝つことがたまにある!!たまに!!!笑
試合展開も早く、攻守がこんなに目まぐるしく変わるスポーツもなかなかない気がします。
今回の試合はベルテックス静岡が少し先をいく状態で試合展開が続き、『最後まで逃げ切れるか⁈』状態でした。途中で逆転されてしまうこともありましたが.....
まさかの2日間連続勝利!!
これ以上ない快気祝いとなりました。今まで勝てなかったB1レベルのチームを2日間連続で破ったのです。『たまたまだよね!』とは誰にも言わせない結果を残してくれました。
今シーズンからまともに応援し始めた私は、まだまだアウェイ戦にも行けたことがないような
俗に言う“にわかファン”なのですが、この半年で確実にベルテックス静岡というチームがファンと共に成長していることを
にわかファンなりに、強く実感しています。詳しくゲームを分析できているわけじゃないけど体感で感じるのです。
『奇跡は祈るものじゃなく、つくるものだ』
どこかで聞いたこの言葉を、目の当たりにすることができた忘れられない1日になりました。
〜身体への影響〜
Bリーグの観戦は、他のスポーツと変わらず基本的には座った状態での応援。
10分間のゲームが4セット。ハーフタイムは20分間。同点の場合、5分間1セットの延長戦になることを除けばタイムアウトの時間も含め、長くても2時間ほどの所要時間で観戦できます。
退院直後の頃は椅子に座り続けるのも辛かったですが、2週間も経てば苦ではなくなりました。
ただ、サッカーの観戦とは違い会場ではアリーナMCを中心にみんなでDJの音楽に合わせながら声を出し続けて応援するのがBリーグなので
健康的な状態でも想像以上の体力を使いますし、こまめな水分補給も必須となります。
ほどよくエネルギーを消耗し、試合の帰りは主人が行きたかった場所に少し寄り道する程度の余裕は残っていましたが
さすがに疲れてしまい、翌日は家から一歩も出ずに大人しくしていました。
安静にしながらも体力を戻していくことって、本当に難しいです。
無理しないでね!と言われても、大人しくしているばかりが正解ではない現実に頭を悩ませる日々。
その中でベルテックス静岡というチームやファンの方々との交流が、私にとってかけがえのないものになっています。
応援のためにもっとお金が必要なので、早く仕事にも復帰したいところでもありますが
焦らず、少しずつ。少しずつ。
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