療養18日目【選ばれる喜び】
こんにちは、あるいはこんばんは。mikoです
レルミナ錠の服用を始めてから約2ヶ月半、想像していたのと少し違った副作用と闘っています。
いや、もはやこれは副作用ではなく自分自身の問題なんだろうなとも思えるけど薬のせいにしてしまったほうが精神的に楽なので
そういうことにしておきます。同じように苦しんでる方がいたら、ぜひそうしてください。
あなたが悪いわけではないよ、辛いことがあったら、ぜーんぶ薬のせいだよ。近いうちに必ず終わるよ、大丈夫!と。
妊娠や出産もそうですが、1万人いたら1万種類のパターンがあるわけで。統計学による研究から『〇〇になりやすいよ』とは言えるけど、あんまり情報はアテにできないなぁと思います。
早くこの薬をやめて開放されたいという気持ちと、手術はやっぱりしたくないなー(痛いのやだなー)という気持ちが交互にくる。
『私の入院が始まって、手術直前になって逃げ出したらどうする?』と主人に聞いてみたら
『病院から歩いて来れる距離だし、ぜひ帰ってきたらいいさ!点滴つけたままでも行けるっしょ!』と言われました。
彼のクレイジーさには時折殺意が湧くこともありますが、それ以上に尊敬の念が湧く回数のほうが多いことにより夫婦生活はなんとか保たれています。
療養生活も18日目。この日は、とあるイベントから発表が行われました。
Village mishima rakujuen 2024
▲公式サイト
静岡県三島市で定期的に開催されている、クラフトマーケットです。
次回開催の出店者募集に合わせて、主人の経営するお店として応募させていただいており
この日は選ばれた出店者の発表でした。
イベント主催者のこだわりとして、出店できる店舗は独自で作ったオリジナルの製品をイベントで売れることを条件としていました。
ただ、仕入れたものを横流しに販売しているようなお店や、提供する商品のオリジナリティに欠ける店舗は除外されてしまいます。
主人のお店は酒屋兼飲食店でありながら、オリジナルのお酒を何種類か醸造していたので
選考会の結果、選んでいただくことができました。
▼公式Instagram
お客様という神様を選ぶべき時代
ヴィレッジ三島をプロデュースしている【ARTS&CRAFT静岡手創り市】が開催していたイベントが他にもあり
以前はそちらのイベントに出店させていただいたことがあるのですが、そこに来場されたお客様たちは
今まで私達が接することのできていなかった層の人達でした。
主人の経営する酒屋は、クラフトビールをメインにミード(蜂蜜酒)やシードル、クラフトサケやどぶろくを取り扱っている
少し変わった酒販店(兼、立ち飲み屋)なので
“お酒が好きな人”
“クラフトビールが好きな人”
“店主に会ってみたい人”
などが来店されることが多く、イベントに出店するとしてもだいたいお酒がメインの催事が多いので客層が変わることもなかなかないのですが
【ARTS&CRAFT静岡手創り市】が主催しているイベントに来場されるお客様は
“「クラフト」に対してアンテナが高い人”
“商品の価値を理解し価格帯にも驚かない人”
“ていねいなくらし”をしてそうな人←※これは私の偏見です。
こういった方が多くみられるのです。
あぁ、主人が経営するお店はこういう方々と出会えていなかったな、出会うべきだったんだな、出会えて良かったな。と心から思いました。
個人的な感想ですので、店主である主人がどう感じていたかはわかりませんが似たような感触を得たような意見だったと思います。
イベントへの出店は、お店にとって一時的にマッチングアプリを使うようなものです。
同じプラットフォームで相手からは一瞬しか目に入れてもらえない状況の中、いかに選んでいただき今後に繋げるか。
コロナ禍で開店してから約2年半、イベント出店する機会が徐々に増えていますが
出店させていただくイベントを選ぶことは、そこにくるお客様をこちらが選ぶことにも繋がります。
人口減少、物価高騰、増税。。。
モノが売れない、相次ぐ閉店や倒産など、
将来が深刻なようにも思えますが
だからこそ、お客様をきちんと(敬意をもって)選びながらお仕事をしていかなければならない時代なんだなぁ、と思いました。
選ばれる喜び
偉そうなことを言ってしまいましたが、今回は本当に【ヴィレッジ三島2024】の出店者として選んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
どのくらいの応募があったかわかりませんが、私たちは過去に選考会で落とされてしまった経験もあるため
今まで主人が挑戦してきた“オリジナルクラフトビールの醸造とブランディング”が認められたような感覚でとても嬉しいです。
イベントは今年の初夏に、静岡県の三島駅目の前にある【三島市立公園 楽寿園】にて開催予定。
どうか晴れますように。。。
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