今が昼か夜かわからなくなるくらい、ドラマに夢中になった|昼と夜(ネタバレなし)
Netflixで公開中のドラマ「昼と夜」を観ました。
いや、おもしろすぎるよこのドラマ・・・!
今まで30本くらい韓国ドラマ見てきましたが、即トップ5に入り込む勢いで好きでした。
ああ、、、絶賛ロス中です・・・。
チーム長に、、、会いたい、、、。
しかもまたスタジオドラゴンです。(トッケビ、愛の不時着などヒットドラマを連発している制作会社)
この制作会社はなぜこんなにおもしろいドラマを連発できるの??ここまでくるとむしろ怖い!
というわけで、昼か夜かわかんなくなった!は、さすがに言い過ぎですが…(笑)
でもそれくらいおもしろくて、夢中になりすぎて、通勤電車を一本見送ってしまったくらい。(ホームで電車を待ってたのに、気づいたら目の前で発車してた。)
こんなこと初めてで、自分でもびっくり。
どんなドラマか、ちょっとだけ話してもいいですか?あらすじを人に話すの大好きなもんで…
・・・
むかしむかし、親のいない子供たちをあつめて集団で育てる、「白夜村」という福祉施設があったんですね。
そこであるとき、集団自殺という恐ろしい事件が起こってしまいます・・・。
真相は謎のまま、それから28年が経った現在。
「白夜村」に関わった人物が次々と殺されていく、という事件が起きます。
しかも不思議なのは、事前に予告状が届くということ。それから、ターゲットにされた人物はみんな、笑顔で自殺していくということ・・・
おそらく、28年前の白夜村が事件に関係している。でも、誰がどうやって?
どうしてみんな、笑顔で自ら死んでいくの?
という、続きが気になる系ミステリーです。
・・・
昼か夜か
作中に何度も出てくる一文があります。
「僕は無人の街に1人たたずむ 太陽は白く輝いてるのに正確な時計は零時を指している 僕は疑問に思う 今は昼なのか夜なのか」
タイトルにもなっていますが、この一文がこのドラマのテーマをまるっと表現してるなぁ…と、観終わってから思いました。
時計が0:00を指しているけど、今は昼なのか、夜なのか。
人を殺害するという行為は、善なのか悪なのか。
もちろん悪だ!と言いたいけれど、じゃあ死刑制度はどうだろう。
やり返さないと自分が殺されてしまう・・・というときの、正当防衛はどうだろう。
わたしが感じたのは、「時計が零時を指している」という事実だけでは、なにも判断ができないなぁということです。
人を殺めるという行為にしても、その事実だけをみて100%それは悪だ、とは、言えないのかもしれないなって。
それから、最終的には自分で選ぶことができる。
また、周りの人の助けによって、結果は変えられるんだ。ということも、ドラマを通じて感じました。
昼と夜は、善と悪とも言い換えられます。
自分の中にいる、善い面と悪い面。
どっちがほんとうの自分なんだろうか。
そういう葛藤が描かれ続けたドラマでした。
矛盾を抱える人たち
この作品には、矛盾を抱えた登場人物がすごく多いなぁと感じました。
ヤクの売人をやりながら、祖母の手術代を稼ごうとする若者。
地下で違法なことをやりながら、毎日神様にお祈りを捧げてるじいさん。
子供に恐ろしい実験をしながら、自宅では娘に優しいお父さん・・・
そういう対比を、わざと強く表現している気がしました。そして、人間ってそういうもんだよな〜って納得させられたというか。
人間には昼か夜か、善か悪かと白黒つけられない部分があったり、ごちゃまぜになったグレーな部分があったりするよなぁって。
ナムグン・ミンの演技がヤバすぎる
ト・ジョンウを演じたナムグン・ミンさんの演技がとんでもなかった。
何気なく見ていたけど、ト・ジョンウ特有の視線の動かし方があるなーって気づいて。
視線は合わせないまま先に顔が動いて、最後にバチっと目を合わせるんですよ。いつも。
あと、まばたきがすごくゆっくりだったり、下から見上げるような視線が多かったり。
でもこれって当然ですが、ナムグン・ミンさんの癖じゃなくて、ト・ジョンウとしてこういう視線を演じてるってことだよな・・・と思ったら、ゾッとします。
歩き方、椅子の座り方、飴の舐め方、視線。
こんなところまで演技なんだ・・・!って。
あ、もっと激ヤバな人がいたのを思い出した…
アン・シハさんの演技・・・ヤバすぎました・・・
こんなに恐ろしい女性、見たことないってくらい怖くて怖くて、怖すぎて感動しちゃったくらい。
・・・
まだまだ書きたいことがあるんですが、いったんここで終わります!!!
今、Netflix(日本)で1位2位を争ってるくらい人気のドラマになってますので、まだ観てない方はぜひ!おすすめです!!
では、仕事に戻ります!
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